藤村幸司
http://fujimurakoji.blog91.fc2.com/
World Wide Weblog
スポンサーサイト
-------- -- --:--
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

別窓 | スポンサー広告 | top↑
20年目の6・3(ロクテンサン)
2011-06-03 Fri 12:47
1991年6月3日午後4時8分、あれからずっと『6・3(ロクテンサン)』が頭から離れることなく、きょうまできました。地獄のような光景を目にしました。でも、あの日からが本当の地獄でした。

43人の犠牲者を出した雲仙・普賢岳の大火砕流惨事から丸20年です。その後も、数々の自然災害が起き、被災地を取材してきましたが、その度に常に『6・3』を思い起こし、「これでいいのか」と自問自答してきました。私の取材の原点が『6・3』です。終息宣言が出るまで5年半もかかった長期災害は、我々マスコミに数々の教訓を与えました。被災者への心無い取材、被災地でのモラルのない取材、そして取材拒否・・・。では、はたして今、マスコミは取材の仕方、伝え方で、どれほど成長できたのでしょうか。教訓は生かされているのでしょうか。確かに、十分ではないにしろ、当時と比べると被災地での取材倫理は格段に上がったと感じます。でも、現在も続く東日本大震災の被災地の実情をどれほど伝えられているのかとなれば、自信がありません。

取材で知り合った被災者の男性から、昨夜メールをもらいました。「仮設住宅の抽選も外れて、まだまだ避難所生活は続きそう。我々がこうやって踏ん張っているときに、国会議員の先生たちは、いったいどこを見ているんでしょう。いったい誰のための政治なのでしょうか」と。「誰のための政治」は、私には「誰のための報道」とも聞こえます。

公式HP『アナウンサー藤村幸司ドットコム』
スポンサーサイト
別窓 | テレビに物申す | コメント:0 | トラックバック:0 | top↑
絆創膏を何て言いますか?
2010-09-13 Mon 01:26
映画『悪人』の九州弁を聞いて、ちょっぴり長崎が恋しくなっています。お国ことばっていいものです。私はアナウンサーですから放送では共通語でしゃべるのが基本ですが、ボケたりつっこんだりするときは関西弁のほうがしっくりきますし、地元の人へのインタビューでは方言のほうが圧倒的に意志の疎通がしやすくなるのも事実です。「何をしているんですか?」と尋ねるより、長崎では「何ばしよっと?」、大阪では「何してはるん?」というふうに。東北地方で取材したときには、お年寄りの話していることがさっぱりわからず困ったこともありましたが・・・。

あえて使い分けている場合はいいとして“共通語”だと思って使っていたことばが、実は“方言”だったということも少なくありません。前にも書きましたが、料理の味が薄いことを「水くさい」、パーマをかけることを「あてる」、酒の肴はつまみではなく「アテ」など。ものもらいを「めばちこ」、自転車の補助輪を「コマ」、片づけることを「なおす」というのも、全国では通用しない方言なんですよね。 

モノの呼び名も地域によって変わります。関西生まれの私は子どものころ、けがしたらキズに貼るのはどこのメーカーのものでも『バンドエイド』と総称していました。ちなみに『バンドエイド』はジョンソン・エンド・ジョンソン社の商標で、放送では「消毒ガーゼ付き絆創膏」とか「救急絆創膏」と、まどろっこしく言い換えるようになっています。【※まどろっこしいは、もとは甲州(山梨)弁だとか】ところが、同じもを長崎では『カットバン』と呼んでいました。これは祐徳薬品工業の商品名ですが、本社がお隣の佐賀県鹿島市にあるので西九州地区ではそう呼ぶのが主流になったのかもしれません。

そんなことを考えながら調べていたら、すでに1995年に東京女子大の篠崎晃一教授(社会言語学)が全国的な調査をされていました。それによると、同じ九州でも熊本を中心にした地域では『リバテープ』(リバテープ製薬・本社は熊本市)が絆創膏の代名詞になっていて、北海道ではかつてシェア1位だった『サビオ』と呼ぶのが主流で(ただし製品自体は2002年に製造中止)、薬売りで有名な富山では『キズバン』が幅をきかせ、関東、関西では『バンドエイド』派が優勢のようです。篠崎教授によると、通学区域の呼び名にも地域差があって、東日本では「学区」、北陸は「校下(こうか)」、西日本は「校区」と言うんだとか。

会話の中で、ふと発したことばで出身地がわかると、盛り上がるものです。それが同郷ならなおさらでで、方言が絆を強めてくれます。方言ってよかね~!たまには、話してみらんね。


公式HP『アナウンサー藤村幸司ドットコム』
別窓 | テレビに物申す | コメント:1 | トラックバック:0 | top↑
松浦鯖男って誰?
2010-04-25 Sun 23:55
『Mr.サンデー』のエンディング。宮根さん演じるタクシー運転手とお客さん役の滝川クリステルさんが、車中で反省会をするんですが、きょうの宮根運転手の名前は「松浦鯖男」でした。ほとんどの方は「いったい誰やねん」と思ったでしょう。私は家で笑い転げました。

実は数日前、長崎県松浦市から「サバ好きの宮根さんに日本一のサバを食べさせたい」と役所の皆さんが自慢のサバ持参で来阪されたのです。ほとんど知られていませんが、何を隠そう松浦市はサバの水揚げ日本一の町。それを「旬(とき)さば」というブランドで全国にPRしているんです。

私も宮根さんに誘われ、ご相伴に預かったのですが、脂が乗ってて、それなのにしつこくなくて、むちゃうま!でした。長崎の局アナ時代は松浦のサバも食べていましたが、離れてみて、その美味しさを改めて感じた次第です。松浦のサバどころか、長崎に松浦市があることすらを知らない人も多いでしょうが、ぜひチャンスがあれば松浦のサバを食べてみてください。ただし旬は10月から2月末。あの味を知ると、あなたも松浦鯖男です。
松浦サバ・ふぐ

公式HP『アナウンサー藤村幸司ドットコム』

別窓 | テレビに物申す | コメント:3 | トラックバック:1 | top↑
| アナウンサー・藤村幸司BLOG | NEXT
copyright © 2006 アナウンサー・藤村幸司BLOG all rights reserved. powered by FC2ブログ. template by [ALT DESIGN].
/
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。