藤村幸司
http://fujimurakoji.blog91.fc2.com/
World Wide Weblog
スポンサーサイト
-------- -- --:--
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

別窓 | スポンサー広告 | top↑
舞台は楽し(番外)宝塚BOYS
2007-05-13 Sun 00:00
「清く、正しく、美しく」

の宝塚歌劇団に、男の役者がいたことをご存知でしょうか。3年ほど前に神戸新聞総合出版センターから出た『男たちの宝塚~夢を追った研究生の半世紀』(辻則彦・著)という本があります。

タカラヅカの長い歴史の中には、実は何度か男性加入の試みがなされたそうですが、この本では特に、戦後間もないころ、新しい形の日本演劇を宝塚から育てようと創設された『宝塚歌劇団・男子部』にスポットが当てられています。

しかし、彼らは決して華やかな舞台人生を送ったわけではありませんでした。本には1952(昭和27)年の週刊朝日の記事が引用されています。この文章からも、彼らの当時の立場がうかがえるので、紹介します。

【タカラヅカといえばガールばかりだと思ってはコマル。『宝塚歌劇団男子研究生』という勇ましい名のレッキとしたボーイがいるのでアル。(中略)「まだ歌劇の舞台をふんだことはない」という。では「何のための研究生?」高井経営部次長の説明によると、「イヤ、将来を見こしてのことですよ。いまの『少女歌劇』なるものが果たしていつまで命脈のあるものか。やがてはアキられる時期が来るかも知れない。その時になってからあわててもアカン」いうならば“捨駒”だそうだ。】

会社から“捨駒”呼ばわれされた男子部。彼らが戦中、戦後、それぞれの夢を抱いて一生懸命に生きてきた話は、すぐにでも映画やドラマになりそうなほど興味深いものがありました。往年のタカラジェンヌの名前も次々に出てきますからタカラヅカファン、演劇ファンはもちろん、そうでない人にも、一つの時代の史実として楽しめる一冊です。

そして、この本を原作とした舞台が、間もなく誕生します。来月の東京公演を皮切りに全国公演を控えた『宝塚BOYS』がそれ。出演陣は、先月『ダウンタウンフォーリーズ番外編・そっとおやすみ』でも、歌って、踊って、笑わせてもくれた吉野圭吾さん、宮本亜門演出のミュージカル『ファンタスティックス』では進行役、エル・ガヨの個性的な演技が印象深い山路和弘さん、そして宝塚出身で、東宝ミュージカル『エリザベート』では久々に美声を披露した初風諄さん。数年前に、病気で降板され心配しましたが、この舞台では再び、お元気な姿が見られそうです。そのほか、テレビでもおなじみの葛山信吾さん、柳家花緑さん、須賀貴匡さん、三宅弘城さんが出演します。

この顔ぶれで、この話がどんな舞台になるのか、今から楽しみで仕方がありません。

しかーし、チケットが取れないんです。泣

【追記】観劇記(7月7日)


スポンサーサイト
別窓 | 芝居・ミュージカル | コメント:2 | トラックバック:12 | top↑
| アナウンサー・藤村幸司BLOG |
copyright © 2006 アナウンサー・藤村幸司BLOG all rights reserved. powered by FC2ブログ. template by [ALT DESIGN].
/
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。