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藤村幸司
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衝撃を受けた“初対面”
2007-05-25 Fri 11:00
不思議に、思わぬ場所でばったり会うことが多いリンガーハットの米濱和英会長。最初の出会いは18年前のことでした。その時のことは今でもよく覚えています。それ以来「私もこうありたい・・・」と思っているものの、なかなかできないでいることがあります。それは人と円滑なコミュニケーションを図るうえで参考になると思いますので紹介します。

米濱さんは、私が勤めていた長崎国際テレビの初代社長でした。当時、リンガーハット社長でもありましたから、こちらは非常勤の社長。開局前、私も長崎に来て間もない時に、たまたまエレベーターで一緒になりました。それが初対面。でもその時、私はまだ社長の顔を知りませんでした。

ところが米濱さんは私の顔を見るなり「あ、藤村クン、がんばってね。頼むよ」とおっしゃったのです。そう声をかけられて、おそらく私は一瞬、「この人は誰?」という顔をしたのでしょう。すると米濱さんは、すかさず「米濱です、よろしく」と、笑顔で握手されました。そこで初めて「社長だ!」と気づいた私は、初対面の社長から先に名前を呼ばれて、あいさつされたことに、大げさではなく強い衝撃を受けたのです。

初めて会う相手が自分のことを知っていてくれる、それも会社のトップが、である。それだけでうれしく思わない人はいないでしょうし、私なんて単純なので、俄然「この社長のため、命がけでがんばります!」なんて気持ちになってしまいます。

その後、「なぜ社長は自分のことを知っていたんだろうか」という話を、ほかの社員たちとしていたら、皆が同じように、「自分も先に名前を呼ばれた」というんです。ある人は「今度、結婚するそうだね、おめでとう」とまで言われたと、感激していました。

相手が自分のことを覚えていてくれることは、つまり『存在を尊重されている』という証し。そして名前を呼ばれることで『仲間として認められている』と感じます。すると、一気にモチベーションが上がるものです。今振り返れば、開局から、社員が一丸となって頑張ってこられたのは、この米濱さんの心遣いがあったからではないかも思うのです。

先日、米濱さんに、なぜ社員のことを事前に知っていたのか聞いてみました。「あの頃は私も会社を軌道に乗せるまではと、がむしゃらだった。別に全員を覚えようとした訳でもないんだけど、若かったから、すぐ頭に入ったのかな~」と、答えられました。「最近、人の名前が出なくて困ることも増えたけど・・・」と言いながらも、「相手の名前を呼ぶこと、これが対人関係の基本であることは間違いない」と教えられました。

朝、誰にというわけでもなく、何となく「おはよう」と言うより、「○○さん、おはよう」と名前を呼んであいさつしたほうが、相手の気分は格段にいいものです。「あなたはどう思う?」と聞かれるよりも、「藤村クンは、どう思う?」と言われたほうが、真剣に考えようと思いますもん。

『名前を呼んでみる』、これを始めてみませんか。そのためには、相手のことを覚えなければなりません。それがコミュニケーションの第一歩となるような気がします。

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