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藤村幸司
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同じニュースでも・・・
2007-05-27 Sun 00:00
茨城県の、オープンしたばかりの美容室の隣地で、店の2階に住むネイリストの女性(29)が口などから血を流し、死亡しているのが見つかった事件。各放送局の伝え方によって、受ける印象が大きく違いました。ことばの使い方ひとつで、同じ出来事でも受け手の感じ方が違ってくるものです。

女性が亡くなっていた場所は、同居している39歳の男性が経営する美容室の横。二人は今年2月にタイのプーケットで挙式し、来月には婚姻届を提出する予定でした。

最初に見たニュースでは、美容室経営者のことを、「同居している○○さん」と表現していたのですが、別の局のニュースは「内縁関係にあった○○さん」と説明していました。たしかに、籍を入れていない状態では法律上“内縁関係”ということになるんでしょうが、「同居している」と「内縁の」というのでは、聞いた印象が大きく違いました。

待望の店をオープンさせ、いよいよ入籍を控え、「さぁこれから・・・」という時に事件に巻き込まれたのか?と感じていたものが、「内縁」という表現で、なんだかドロドロした訳ありの事件にも思えてきたからです。これはまだ捜査中で何とも言えません。ただ、このニュースを伝えるのに、あえて男性を「内縁関係にあった」とか、女性を「内縁の妻」という必要があったのだろうか、ということです。

『内縁(事実婚)』とは、婚姻の届出をしていないけれど、事実上婚姻と同じ関係にある男女関係のことで、社会的には正当な夫婦として扱われ、相続などの権利もあります。だから、私のように“訳ありのイメージ”を持つほうがおかしいと言われるかもしれません。また相続に関する裁判のニュースなど、「内縁」という表現を避けられない場合もあるでしょう。でも今回は、わざわざ使わなくてもよかったケースだと思うのです。式を挙げ、同居し、来月入籍予定と伝えているんですから。

プライバシーを考えたら、放送原稿のことばは慎重のうえにも慎重であるべきです。


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