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藤村幸司
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共通語と関西弁と長崎弁
2007-05-30 Wed 16:42
17年間、長崎に住んでいましたが、普段のことばは、関西弁のままでした。別に「生まれ育った土地の方言をかたくなに守ろう」などと、たいそうな決心をしていたわけではありません。長崎弁をしゃべろうとしても、どうもしっくりこなかったし、変な長崎弁は長崎の皆さんに失礼だという思いが常にありました。自分自身が、関西弁をまねて、変なイントネーションでしゃべる人が許せなかったように。

もちろん放送では共通語、標準アクセントです。でも、スタッフや友人たちとの会話は、ついつい関西弁になるのです。そのようすを耳にして、取材先では「藤村さん、普段は関西弁なの?」と、驚かれたものです。

『放送では共通語』とは言ったものの、実は、使ったあとに相手に通じず、「え、これって関西弁だったのか」と判明したことばもあります。

「邪魔くさい」
これ、共通語だとばかり思っていましたが、通じずびっくり。「面倒くさい」のこと。長崎弁では「せからしか」とか「やぐらしか」といったところでしょうか。
くさいといえば・・・

「この料理、水くさい」もそう。
水くさいは、他人行儀という意味とは別に、味付けが薄い場合に使います。後で調べたら、辞書にも載っているので関西弁というわけではないはずですが、「長崎では使わない」と言われて、焦ったことがありました。

「パーマをあてる」
笑われました。パーマはかけるものだそうです。そう言われれば、パーマを当ててと注文したら“おばちゃんパーマ”になるような気もします。あてるといえば・・・

「酒のあて」
これも通じません。おつまみのことで、「酒の肴」というのが一般的です。でも、関西では「酒の肴」なんて使ったこともありませんでした。

「かしわ」も関西弁。
子どものころからの好物。会社の仲間と鍋パーティをしようということになって、「絶対、かしわ入れよう」と提案したものの、みんなの目がテンになっていたことで、初めて気づきました。「かしわ」とは、鶏肉のことです。食品の名前では・・・

「こうこ」もそう。
ナインティナインの岡村さんが、めちゃイケの色取り団で黄色い食べものブンブン「おこうこ」と答え、通じなかったので関西弁だと判明しました。漬物の『たくあん』のことを「こうこ」、ていねいに「おこうこ」と言います。関東では「おしんこ」ですね。

さらに、カナブンを「ブイブイ」、新品のことは「さら」、強調して「さらっぴん」など、長崎でも関西弁を通してきた私ですが、先日、幼なじみと飲んだときのこと。彼がグラスのビールをこぼした時に、とっさに出た私の一言は・・・

「おい、なんばしよっとや!」

でした。あれ、いつの間に・・・

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