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藤村幸司
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大勢の前でしゃべる術②
2007-06-26 Tue 00:00
大勢の前で、緊張せずにしゃべるコツ2回目です。

何度も言うように、プロでベテランでも、緊張します。だから、こればかりは仕方がありません。要は、緊張はしても、それを楽しむ余裕が持てればいいわけです。その確実な方法がひとつあります。

『場数を踏むこと』です。

「なんだ、そんなことか」と思うでしょうが、大勢の前でしゃべるのが、その人にとって『普通ではない状況』だからが緊張するわけで、これを『普通の状況』にすればいいんです。「習うより慣れろ」です。

少し話がそれますが、新人アナウンサーにも同じことが言われます。大きな放送局では、新人には徹底的に研修をして、3か月~半年後にデビューさせますが、小さなローカル局では、人材に余裕がないので、新人研修もそこそこに、すぐ第一線に出すことが多いのです。彼らは失敗を繰り返し、現場でもまれて、成長します。半年後、研修で学んでいるだけの新人たちと比べると、驚くほど大きな差がついています。それは、実践を経験しているかどうかの差にほかなりません。

私のいた局でも「ヘタでも、どんどん起用していけば、うまくなる」という上司がいました。しかし、私はこれには異論があります。後輩たちに、繰り返し言ったのは「プロなら、実践で練習するな」です。NHKでも民放でも番組は商品、売り物、視聴者はお客様。ならば、練習品を売り物にするわけにはいきません。売る(放送に出す)のは、最低限、出しても恥ずかしくない商品にしてからです。

プロのアナウンサーの世界では「習うより慣れろ」に甘えることは許されません。しっかり研修している新人たちは、実践を経験すれば、すぐに差は取り戻せます。さらに1年後、2年後、どちらが伸びているか?それは、その人次第です。

これは、アナウンサーの話ですが、それだけ実践は貴重で大事だということです。話を大勢の前で緊張せずに話すコツに戻しますが、本当に話し度胸をつけたいのなら、自ら積極的に、話す状況をつくることです。パーティでも会合でも、なんでもかまいません。その積極性が生まれた時点で、あがり症の半分は克服しているのも同然です。

とはいえ、「そうそう大勢の前でしゃべる機会なんてない」とおっしゃるでしょう。そんな『場数が踏めないこと』を補うものがあります。

続きは次回。



『アナウンサー藤村幸司ドットコム』

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