FC2ブログ
藤村幸司
http://fujimurakoji.blog91.fc2.com/
World Wide Weblog
大勢の前でしゃべる術④
2007-06-30 Sat 00:00
今回は、実際に大勢を前にして話しをするときに、覚えておけば役に立つポイントを紹介します。

まずは、『立ち方』です。男性は、やや足を開いてしっかり立ちます。女性でも、演台などがあって、足もとまで見えないなら、男性と同じで結構。足もとが見える場合は、やや前後に開いて、どっしりと構えましょう。力を入れて立つ必要はありません。背筋を伸ばして、腰で支える感じです。事前に立ち方の練習をしておいてもいいかもしれません。

実は、私も緊張のあまり足がガクガク震えたことがあります。まっすぐに立てないのです。そんな自分を見て、さらに緊張は増す一方でした。それ以来、立ち方にも意識するようになり、ガクガクなっても、立てないほどではなくなりました。背筋ピンと、腰をどっしりとして立つと、安定もしますし、緊張も和らぎます。

次に『視線』。しゃべりながら、どこを見ているかで、聞き手に与える印象が大きく左右されます。自信がないと、ついつい伏し目がちになるものです。そして前のほうにいる人たちだけに、しゃべってしまうことになります。これではいけません。しゃべりはじめは、ゆっくりと、全体を見渡すようにしてみます。これで余裕があるように見せるわけです。本人に余裕はなくて結構です。全体の顔が見えないのは当たり前。でも、「皆さんを確認していますよ」という意思表示をしておくのです。

もし、そんな余裕もなくなっているなら、せめて視線は遠くから始めてください。そうすると、最初にあげた『立ち方』を保つことができるからです。話しはじめて少し落ち着いてきたら、会場の両サイド、後ろと前などに、視線を移してみます。会場全体を8の字を描くように見渡せばいいと言われます。見渡しながら、怖そうな顔をしている人、退屈そうな人がいるかもしれません。でも、あなたの話を一生懸命に聞こうとしている人がいることにも気づくはずです。

そんな人が見つかれば、緊張はどんどんほぐれていきます。また、退屈そうで不機嫌そうな人にも、語りかけるように視線を送ってみると、反応が返ってきます。そこで得た自信がパワーとなって、あがりを防いでくれます。この視線の使い方は、自分が緊張しないための技であり、聞き手に対しては、余裕があるように感じさせられることができるのです。

4回にわたって、なるべく緊張しないで話すテクニックを紹介しましたが、一番大事なことは、「伝えたい」「聞いてほしい」という思いです。それさえあれば、何とかなるものですし、必ず思いは通じるのです。しゃべりに、その人の人格以上も、以下も表れません。だから、その時だけ取り繕っても、すぐにばれてしまします。

しゃべりは人なり・・・

私は日々、自分を磨くことがだけが、話し上手になる術だと思っています。磨きが、まだまだ足りないと反省する毎日です。

『アナウンサー藤村幸司ドットコム』
スポンサーサイト



別窓 | つぶやき | コメント:0 | トラックバック:0 | top↑
| アナウンサー・藤村幸司BLOG |
copyright © 2006 アナウンサー・藤村幸司BLOG all rights reserved. powered by FC2ブログ. template by [ALT DESIGN].
/