FC2ブログ
藤村幸司
http://fujimurakoji.blog91.fc2.com/
World Wide Weblog
舞台は楽し~兵庫県立芸術文化センター
2007-07-08 Sun 14:37
HYOUGO.jpgきのう『宝塚BOYS』を観たのが、兵庫県立芸術文化センター。2005年10月、阪神・淡路大震災から10年の節目の年に、文化復興のシンボルとしてオープンしたそうです。今回、初めて訪れましたが、想像以上に立派な施設でびっくり。大、中、小ホールがあり、中ホールは800席という、演劇にはちょうどいい広さで、雰囲気もたっぷり。長崎には大きすぎず、小さすぎず、演劇公演に適した劇場がほとんどなく、また音響の問題や大型搬送車が入らないなど制約がありましたから、改めて「いい劇場に、いい芝居」を実感しました。

ここ数年、演劇に適した公共ホールが数多く誕生しています。それらは単なる“芝居小屋”としてだけではなく、良質の演劇を支援し、制作し、情報を発信するステーションとしての役割を担っています。地方でも都会に負けない、いい芝居を公演している北九州芸術劇場新潟市民芸術文化会館りゅーとぴあ・・・など、演劇ファンとしては、うらやましく思っていました。

この兵庫県立芸術文化センターも、自主的なさまざまな取り組みをしているようなので、今後の公演情報は要チェックだと思いました。私は各地の劇場に足を運んでいますが、ここでユニークだと思ったのは、公演のチラシです。

BOOK.jpg演劇公演に行ったことのある方はわかると思いますが、入場の時に、大量の演劇関係のチラシをもらいます。開演前のひととき、これを見るのも楽しみのひとつなのですが、この劇場での公演チラシは、そのまま冊子になっているのです。公演案内の記事を乗せた劇場発行の雑誌は見たことはありますが、これは初めて。演劇のチラシってそれだけで芸術作品になっているので、そのままなのが、ありがたいし、何といっても、座席で見るのにバラバラにならないので見やすいのです。これは、グッドアイデア!

ただし公演の中で気になったことが数点。遅刻して途中で入場するお客さんが多すぎました。また床がかためなのと、女性のハイヒールのせいで、足音が響くのです。さらに、咳をする人が多かったのも気になりました。以前、美輪明宏さん主演の舞台を観に行ったとき、客席での咳が、耳ざわりだったことがありました。その休憩中の放送で「咳をする時はハンカチを口に当てて、ほかのお客様の迷惑にならないようにお願いします。ロビーにはのど飴も用意しています」との放送があったときは、笑うに笑えませんでした。

ここまで言わねばならないのか・・・と思いますが、劇場には観劇の初心者も多くいます。そんな方たちにこそ、芝居の面白さを知ってほしいので、気軽に見てほしいと思いますが、一方で、観劇マナーを浸透させるのも、公共ホールの役目だと思うのです。北九州芸術劇場で観劇した時には、入口で渡されたチラシの中に、観劇マナーについて書いた、イラスト入りの手書きの注意書きがありました。押し付けがましくなく、さりげなく注意していて、これもいいなと思います。

それから芝居と言えば、圧倒的に女性客が多いので、女性トイレはいつも行列。男の私はスイスイ用を足せるのでいいんですが、今回はすいている男性用トイレに女性(おばちゃん)が入っているのに愕然。こちらのほうがあわてました。こういうのも関西のおばちゃんパワーなのでしょうか?

演劇ファンとしては、いい劇場ができることは大歓迎。あとは、どう活かしていくかです。これは劇場にも観客にも、することがあるはずです。

『アナウンサー藤村幸司ドットコム』

スポンサーサイト



別窓 | 芝居・ミュージカル | コメント:2 | トラックバック:4 | top↑
| アナウンサー・藤村幸司BLOG |
copyright © 2006 アナウンサー・藤村幸司BLOG all rights reserved. powered by FC2ブログ. template by [ALT DESIGN].
/