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藤村幸司
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マスコミの非常識
2007-08-08 Wed 10:00
またTBSの情報番組『ピンポン!』の取材が問題になっています。北九州市の無認可保育園で熱射病により死亡した園児の葬儀。そこに取材クルーは『Tシャツに短パン』という恰好で訪れたというのです。現場で関係者から指摘され、取材できずに引き揚げたそうです。TBS広報は「急に指示を受け、そのままの恰好で行ってしまったようだ。社会人として常識が欠けていた」とコメントしています。

おそらく、これを知った多くの皆さんは、「なんと非常識なんだ」「マスコミのくせに」「またTBSか」と感じられたでしょう。私も情けなく思いますが、実は『マスコミの非常識』って今回のTBSに限らず、同じようなことを各地で起こしていると思います。これもある葬儀でのことですが、地元テレビ局の記者が派手なアロハシャツを着て葬儀場にやってきました。参列者から冷たい視線を浴びせられたのは当然ですが、本人は悪びれたようすはなく、タバコをスパスパ吸っていたそうです。私もその記者のことを知っていますが、「彼ならやりかねない」と思わせる人物です。

ほかの取材クルーは、すべて礼服でしたし、新聞記者が彼を斎場の外に連れ出し注意したそうですから、すべてのマスコミが非常識ではないのですが、こんな人物がいるのも現実です。どうやら取材する側は、葬儀であれ卒業式であれ、つねに第3者であり、「自分は自分」その場の空気は関係ないと思っている節があります。

市議会議場の取材にTシャツ、ジーンズ姿で来る者がいるとして、議員からクレームが付いたこともありましたし、ある学校の卒業式の案内状には、いまだに「取材するマスコミの方も上着、ネクタイ着用でお願いします」などと注釈がついているのは、マスコミがいかに常識がないかという表れだと恥じるべきです。

何も冠婚葬祭や式典の取材に限りません。テレビの取材班はヨレヨレの服装が少なくありません。ファッションだと言って、サンダル履きの輩もいます。でも少なくとも、取材者としては、まず相手に敬意をはらうべきであり、それは服装から始まるのです。あくまで『取材させてもらっている』ことを忘れてはいけません。今回のピンポン!の問題も、どんな理由があれ、恰好がどうこうよりも、取材者としてのスタンスがずれているから起きたのだと思います。

『アナウンサー藤村幸司ドットコム』
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