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藤村幸司
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「帰省」の意味を知ってますか
2007-08-16 Thu 00:00
帰省中の幼なじみと、久々に酒を酌み交わしました。彼は、数か月前のこと、いや数日前のことすら忘れているくせに、30年以上も前のことを、恐ろしいほど細かく覚えていて、きのうのことのようにしゃべり続けます。同い年ながら、これは確実に『おじさん化』している証拠ですね。そういう私も、最近のヒット曲はさっぱりわかりませんが、先日の阿久悠さんの追悼番組で紹介された歌は、全部“空”で歌えましたけど・・・。

テレビは帰省客のUターンラッシュを伝えています。その中でちょっと気になったことがあったので調べてみました。それは、「帰省」「帰郷」が同じような意味として使われていたからです。「田舎に帰る」という意味では同じですが、別モノのはずです。

『クイズ似て非なることば3』(明治書院)によると、帰省は「故郷へ短期間だけ帰ること」、帰郷は「故郷に帰って落ち着くこと」とあります。つまり、帰省は、都会に出ていた人が、一時的に帰る場合を言い、そのあと、『Uターン』してまた都会に戻っていくことが条件なのに対し、帰郷とは、故郷に帰って家業を継ぐような場合で、帰ったままのことを言うようです。

ついでに里帰りは「嫁いだ嫁が初めて実家に帰ること」だとか。ただし、それは本来の意味で、「他家に奉公する者が生家に一時帰る」「結婚している女性が実家へ一時帰る」という、一般的な用法も認められています。

ところで「帰郷」の「郷」は、『ふるさと』だというのは分りますが、「帰省」の「省」って、いったい何でしょうか。「反省」の「省」の字は、『かえりみる』という意味です。つまり「帰省」とは、実家に帰って、“あるもの”をかえりみることなのです。

かえりみるのは、『父母の生活』です。ですから帰省の本来の意味からすると、帰る先は『親が住む家』限定なのでしょう。この夏、帰省した皆さんは、その意味通り、ちゃんと親孝行できましたか?


『アナウンサー藤村幸司ドットコム』



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