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藤村幸司
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新年明けましては間違い?
2008-01-09 Wed 17:25
このブログも、来月で1周年。会った方から、多くの感想をいただきます。中でもうれしいのは「知らないことを知った」とか「勘違いしていたことを正しく覚られた」と言われた時。これまで放送の現場で、私自身が気になったことばや、間違いやすいので注意していることばを取り上げたことに対しての感想です。そこで、きょうはそんなことばの中から、私の要注意語をいくつか紹介します。

さわり

街頭で思い出の歌についてインタビューしていたアナウンサーが「さわりだけでも、歌ってください」と言いました。この「さわり」を、「冒頭の部分」だと思っている人が多いのですが、正しくは「一番、盛り上がるところ、聞かせどころ」のこと。つまり「さび」と同じです。もともとは人形浄瑠璃のことばで、義太夫節以外の流派の曲から、いいところだけを一節取ってくることを「他の節に(さわ)る」と言うのだそうです。よって「聞かせどころ=さわり」となったのでしょう。

各位殿

文書の宛名に「みなさまへ」という意味で、「各位殿」と書かれているのを、よく見ます。でも、これは間違い。「各位」だけで「皆様」という意味ですから、「各位殿」は「皆様殿」となり、敬称が重なっています。先生様っていうのも同じです。「お殿様」はOKですけど(^.^)。でも、読む側が知らないと、敬称を省いて「失礼だ」と感じることがあるかもしれません。


新年明けましておめでとうございます

これも、よく聞くし、つい口にしてしまいそうですが、言わないようにしています。「明ける」には、それだけで「古い年や月が終わって、新しい年・月になる」という意味があります。わざわざ「新年」と断らなくても、「明けましておめでとう」「新年おめでとう」でいいのです。絶対に間違いとも思わないのですが、「新年が明けると、もう次の年になっちゃうよ」なんて、正月早々、嫌味を言われないためにも、気をつけています。

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