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藤村幸司
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自衛隊に入隊しました
2008-04-15 Tue 20:52
実は今、足、腕、腰に、肩も首も、体のいたるところが痛くてたまりません。笑いたくても腹筋が痛くて、笑うこともできません。その理由は、きのうとおとといの丸二日間、なんと!自衛隊に入隊し、訓練を受けていたからです。

全国の自衛隊駐屯地では毎年春、2泊3日で一般企業の新入社員の研修を受け入れる『生活体験入隊』が行われていて、特にここ数年、申し込む企業が急増しているというのです。そこで、「自衛隊での新社会人研修とやらは、いったいどんなものなのか?」を取材しようと、『情報ライブ ミヤネ屋』では“新人”の私が、実際に体験することになったのでした。

向かったのは、福岡・北九州市にある『陸上自衛隊・小倉駐屯地』。訓練は十数人単位の班に分かれて行われます。この日は5社162人の新入社員たちが集まっていて、私は『新日本非破壊検査(株)』のフレッシュマン15人といっしょに1班に入りました。高校を卒業したばかりの18歳の人が多く、「お父さんと同い年」と言われ、ややショックを受けつつの訓練開始です。

まずは、班ごとに『気をつけ』、『敬礼の仕方』(敬礼にも何種類もあって、帽子をかぶっているときと、そうでないときも違うんです)、『行進』『右向け右』などの基本的な動きを学びます。「小学生でもあるまいし」と思いますが、覚える動作がが多くて、何より機敏さを求められますから、これが結構、きついのです。頭のてっぺんから足の先まで神経を集中していると、立っているだけでも数分で、腰や背中が痛くなってきます。また、『行進』もきつい。ただ単に歩くだけではないのです。さらにいつ、どんな号令がかかるかわかりません。気が休まる瞬間すらありません。

服装にも常に注意を払っていなければなりません。「名札は曲がっていないか」「ベルトの金具の位置はまっすぐか」「服にたるみが出ていないか」、上官にすれ違った時のあいさつも、忘れてはなりません。これらができないと、班ごとの連帯責任。全員で行う“なかなかカウントが増えない”腕立て伏せが待っています。

だから、自然と班の仲間同士が、注意をしあい、助け合い、励ましあうことになるのです。研修中には、自分のことについてスピーチする時間もあります。家族のこと、子どものころのこと、学生時代の思い出などを話しました、その話を聞いていると、一見、いまどきのチャラチャラした若者かと思える新人クンたちも、親に感謝し、社会に貢献したいと思っていることがわかります。親父世代の私としては、なんだか、無性にうれしくなったのでした。

自衛隊訓練慣れない訓練に大いに戸惑いましたし、腕立て、腹筋、ランニングにダッシュなど、若者に交じって体力的にもきつくて苦しい2日間でした。正直、逃げ出したい気持ちもあったのですが、最後に班のみんなや、1班の指導教官・楢崎さん、中村さんと別れるときは、さみしくてしかたがありませんでした。わずか2日でしたが、厳しい訓練を一緒に体験した連帯感というか、仲間意識というか、そんなものが生まれていたような気がします。

企業が「短い期間で、ビシビシ鍛えて礼儀作法や時間厳守など社会人の基本を叩き込んでもらおう」と自衛隊を利用することに、個人的には若干異論もはさみたくなりますが、たしかに、「この辺でいいや」とすぐ妥協したり、我慢することを忘れつつある私を含めた最近の人たちにとっては、収穫のある研修だと感じます。覚えた敬礼や行進などを実際に使うことはなくても、一生懸命に打ち込んだあの精神は、貴重な財産になるはずです。そして仲間同士の強い絆も。もしかすると、新入社員ではなく上司や経営者たちこそが、体験するのに意味がある研修かとも思います。

私にとってもほんと、いい体験でした。ただし「もう一度、行くか」と問われれば、即答で「NO」と言わせてもらいですが・・・。でも1班のみんなや、教官にはすぐにでも会いたい気分です。

この自衛隊体験入隊のリポートは、近日中に『情報ライブ ミヤネ屋』で放送する予定です。ご覧ください。

公式HP『アナウンサー藤村幸司ドットコム』
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