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藤村幸司
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舞台は楽し~レベッカ
2008-07-02 Wed 12:39
シアタークリエ
気がついたら、2008年も折り返し点を通過していました。演劇ファンの私としては、できればひと月に最低1本は、生の舞台を観たいと思っているのですが、そのペースもままならない半年でした。そんな中、どうしても観ておきたい舞台があったので、先月は久々に劇場を訪れたのです。

東京・日比谷のシアタークリエで4月6日から6月30日まで上演された『ミュージカル・レベッカ』がそれ。原作は、ヒッチコック監督の映画で有名な物語。それをミュージカルに仕立て、2006年9月にウィーンで開幕した新作で、今回が日本初演となります。
ミュージカル・レベッカ

『エリザベート』『モーツァルト!』『マリー・アントワネット』のミヒャエル・クンツェ(脚本・歌詞)&シルヴェスター・リーヴァイ(音楽)のコンビによるミュージカル最新作であり、日本版の演出は山田和也さん。さらに山口祐一郎さん、吉野圭吾さん が出演しているとなると、これは何としても観ておかないわけにはいきません。

サスペンスなので、ここではストーリーについては触れませんが、観終わった後の感想は、「シルビア・グラブさんの演技に圧倒された」こと。山口さんが演じる上流紳士の大邸宅で、家政婦頭をしているのがシルビアさん。嫁いできた大塚ちひろさんを、いじめる、いじめる。大げさな演技をするわけではないのですが、それがとてつもなく恐ろしいのです。シルビアさんの舞台も数々観てきましたが、これは『はまり役』と言い切れます。何でこんなに怖いんだろうと観ていると、見開いた眼がまったく“まばたき”しないのです。姿勢のいい立ち居振る舞い、低いけれどよく届くセリフ、客席をも圧倒する歌唱も相まって、すごみまで感じさせました。

作品としては1幕は、やや“たるさ”がありましたが、2幕からはテンポが出て、一気にクライマックスに引き込みます。また山口さんの独特の演技や歌は、この人だからこそ。『レ・ミゼラブル』のジャンバルジャンを思い出してしまう場面もありましたが、その存在感に脱帽です。大塚さんは出ずっぱりの熱演、巧い石川禅さん、寿ひずるさんが脇を固め、うさんくさい役も板に付いた?吉野さんもいい味でした。

この豪華な顔触れを、客席600あまりの、中規模劇場で観られるなんて、贅沢なひと時でした。

公式HP『アナウンサー藤村幸司ドットコム』
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