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藤村幸司
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コンピュータに「ー」が復活?
2010-04-07 Wed 12:53
3年ぶりにパソコンを買い替え、データの引っ越しも完了。新しいのは、やはりいいものです。ただ、もう1か月近くになるというのに、いまだちょっと気持ち悪いのがvistaからwindows7になって変更された“表記”のこと。使い勝手には何の支障もないのですが、カタカナ語の末尾の伸ばし棒(長音のー)がつくようになりました。たとえば「コンピュータ」は「コンピューター」に、「プリンタ」が「プリンター」に、「フォルダ」が「フォルダー」にという具合。
長音復活

これまでマイクロソフト社では「Computer」や「Printer」といった、末尾が「er/ar/or」の外来語をカタカナ表記する際、「User」など2音の用語は「ユーザー」と「ー」をつけ、3音以上の場合は省くというルールを採用してきました。 これは機械や電気、電子関係の専門表記に用いられるJIS規格ルールにのっとったものです。かつてはディスプレイの解像度の問題や、メモリ容量の問題で、1文字でも少ない表記にしたかったという背景もあったようです。ところがパソコンが進化し、そんな問題はなくなったことに加え、一般的には「コンピューター」「プリンター」という長音表記が使われていることが、このたびの変更の理由だそうです。

放送のルールでも、できるだけ原音に近く、日本人に読みやすい表記にすることとし、「er/ar/or」の外来語カタカナ表記は長音とすることが決められています。「オブザーバー」「ドクター」「レギュラー」などもそうです。これは昭和29年(1954)に国語審議会が発表した基準がもとになっていて、学校でもそう習ったはず。今回のマイクロソフト社の表記変更も、専門表記から一般に広く使われている表記に戻ったと言えるのですが、慣れとは恐ろしいもので、いつのまにかパソコン上ではコピュータ、プリンタ、フォルダがしっくりくるようになってしまいました。「ー」なしに、最初は違和感があったはずなのに・・・。

ただし「ar/er/or」で終わる単語に「ing」がついた場合は、「バッファー→バッファリング」、「フィルター→フィルタリング」のように「ー」は付かないそうです。銀行のATMの「処理する」とか、パソコンを「立ち上げる」とかパソコン用語がどんどん一般化していますが、これは専門用語が歩み寄った例かもしれません。

公式HP『アナウンサー藤村幸司ドットコム』
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