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藤村幸司
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読まず嫌いがはまった本
2010-04-21 Wed 22:47
先日の『ミヤネ屋』では、村上春樹さんのベストセラー小説『1Q84』の第3巻『BOOK3』がバカ売れしているという話題を取り上げていたのに、きょうの特集は「本が売れない」という話。「どっちやねん」と突っ込みたくなりますが、いずれも「真なり」で、今は一部の人気作家の本は爆発的に売れるものの、それ以外は全く売れなくなっているんだそうです。いわゆる活字離れも理由のひとつですが、このご時世、読者が本を買うのに冒険しなくなり、「はずれのない」本選びをしているのは間違いありません。だから、売れる本は行列ができてまで売れ、売れない本はますます売れなくなります。

そう言う私は、昔から人より本代にはお金をかけているほうだと思います。ただし、以前書いた通り、私の読書は『積読(つんどく)』が多いのですが・・・。また、買う本はついつい好みのジャンルに偏ってしまいがちです。私の場合、日本語やことばに関する本、自己啓発本とか、舞台関係とか、放送関係の本が圧倒的に多く、小説は全体の1割くらい。その少ない中にも好みが影響して、まず歴史小説はパス(歴史本は読みますが)、そして長編もダメ(持続力がありません)ときていて、その類はほとんどありません。かつて坂本龍馬の関連本を読み漁った時でも、司馬遼太郎さんの名作『竜馬がゆく』は挫折しました。そんな私が先日、宮根さんから「あれ読んだ?おもしろかったよ」と勧められたのが五木寛之さんの『親鸞』。歴史小説で、なおかつ上下巻の長編。この時点で本屋さんに平積みされていても完全スルーの本です。「こむずかしそう」だけど、あの宮根さんがおもしろいというならと、とりあえず買って読み始めたのです。

ところが、これが、むっちゃおもしろい。

まさに冒険活劇、まるで劇画を読んでいるように活き活きとした登場人物が目に浮かびます。さらに人間ドラマがあり、友情物語でもあり、恋愛モノでもありとハラハラ、ドキドキの連続。難しい仏教用語は出てきませんが、「仏の道」についても教えられます。歴史物パス、長編ダメという人も、「はずれのない」本選びをしているみなさんにも、おすすめの本です。



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