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藤村幸司
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お寺でジャズ
2010-05-23 Sun 12:13
このところの歴史ブーム、仏像ブーム、パワースポットブームでお寺巡りをする若い人の姿をよく見ます。でも、まだまだ「寺は敷居が高い」というイメージを抱く人が多いでしょう。そんなお寺を「散歩の途中で、ふらっと立ち寄れる場所にしたい」というのが大阪市の雲雷寺のご住職。昨夜は、その思いがこもった『お寺でJAZZ』が開かれました。以前にもブログで紹介しましたが、プロのジャズプレーヤーが集まり、毎年春と秋の2回開催されるイベントで、これで7回目。着実に地元に定着しつつあります。
お寺でJAZZ

出演は京都在住で、世界を股にかけるトロンボーン奏者・Tommyさん、私の友人であり、パワフルかつ美しいメロディを生み出す長崎のピアニスト・小國雅香(おぐにもとか)さん、ジャズだけでなく、ジャンルにとらわれないパフォーマンスで聴かせるドラマー・神吉信一さん、そして大阪出身で、ジャズバンドグループのリーダーとして活躍中のベーシスト・東ともみさんという豪華な顔ぶれ。

会場は雲雷寺の本堂。お香のにおいが立ち込め、ろうそくの炎が揺らめく中、仏像の前で繰り広げられるジャズライブです。こう書くと、違和感がありそうですが、不思議なまでに、しっくりくるんです。もしかしたら、このお堂はライブのために作られたのではないかと思わせるくらいに。これが、お寺の持つ懐の深さなのかもしれません。昔、お寺は、宗教施設というより、地元の人々が集う場所であり、子どもたちの遊び場であったといいます。最近読んだ五木寛之さんの小説『親鸞』でも、庶民たちにとっての、かつてのお寺の存在意義のようなものを感じました。昨夜は、そんなお寺のあり方の一端を見るライブでもありました。思想や宗教にとらわれず、地域のコミュニティとして、お寺も、神社や教会も活用できれば、まち作りやまちおこしの拠点となる可能性も感じた夜でした。

ライブではオリジナル曲やスタンダードに加えて、雲雷寺のテーマ曲のお披露目もありました。その名も『慈悲』。小國さんの作曲した慈(いつく)しみと、Tommyさんの悲(いとお)しみの2曲です。どちらも、胸の心の奥にじわじわ沁みてくる旋律で、静かな曲調ながら迫力をも感じさせます。CDは雲雷寺さんで入手可能です。そして『お寺でJAZZ』は、これからますます進化していくでしょう。入場は無料、ぜひ一度、お寺で聴くジャズの良さを味わってください。次回は秋に開催される予定です。
雲雷寺CD
DATA
雲雷寺HP 〒542-0065 大阪市中央区中寺1-4-4

公式HP『アナウンサー藤村幸司ドットコム』


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