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藤村幸司
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処分は下されたものの・・・
2010-07-06 Tue 11:30
愛知県体育館窓口
角界は賭博問題で大揺れ。私も本場所を控えた名古屋へ3週続けて入りました。行くたびに、開催の準備は“粛々”とすすめられていることを感じますし、関与した力士と親方の処分、理事長代行の人事も発表し、相撲協会としては何とか形を整えた格好です。ただ地元の皆さんによると、初日1週間前にしては街にいつもの盛り上がりがなく、「寂しい」と口をそろえます。会場となる愛知県体育館の周辺では、例年ならすでに力士の『のぼり』がはためいているそうですが、それも見られませんでした。
桟敷席
一方、会場の中では桟敷席の組み上げが最終段階。大劇場で芝居を観るのと違って、2階席でも土俵がかなり近く感じます。桟敷席で見たらかなりの迫力でしょう。でも今場所は取り組みの質の低下を心配する関係者が少なくありません。きのう異例の1週間遅れで発表された名古屋場所の新番付。解雇された大関・琴光喜の名前が残ったまま。そして元大関の雅山ら幕内6人、十両で5人が謹慎で出場できず、十両力士と幕内力士との対戦を増やさないと取り組みを編成できない事態です。さらに新番付を眺めていて気づくのは謹慎処分の力士がみな日本人であること。それでなくとも出身地に『カタカナ』が目立つ番付で、さらに外国人力士で持っている日本の大相撲を印象づけることになっています。
番付
佐渡ヶ嶽部屋の宿舎となっている愛知県一宮市の幼稚園。琴光喜の『のぼり』が上がることはもうありません。大きな体を小さくし目を赤くして私の前に現れた佐渡ヶ嶽親方は、反省の弁を繰り返し、そのようすは痛々しく感じました。ただ今回名乗り出た力士と親方、その関係者だけを処分して終わりでは済みません。「上申書を出した正直者だけがバカを見る」幕引きだけはダメです。しっかり調査をしたうえで、相撲協会をどう生まれ変わらせるのか、その道筋を大胆に示さなければ、ファンに再生を訴えることはできないはず。『処分イコール再生』ではないのですから。
力士のぼり
新番付を受け取りに来た若い力士たちは、一様に固い表情ながらも、話しをすると幼さを残していて、純粋に土俵で結果を出すことだけを誓っていました。彼らのように夢をつかむために厳しい世界に飛び込んだ若者を見ていると、悪しき伝統まで受け継いでしまった先輩たちが先頭に立って変えていく責任があると感じました。不祥事だらけの大相撲にはうんざりしますが、そこで一生懸命に頑張っている人たちを見ると、やはり応援したくなるのです。
土俵
ところで、力士のぼりが上がっていない愛知県体育館ですが、こんな「のぼり」ならありました。「きしめん」と「みそかつ」ののぼり旗。名古屋にはおいしいものがたくさんあります。ところが、毎週のように名古屋に来ているのに、取材の予定がびっしりで、名古屋名物を口にできていないのです。今回も、こののぼり旗を見ただけ。悲しい限りです。
きしめんみそかつ

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