藤村幸司
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ぎんさんの4姉妹は超!魅力的
2011-10-30 Sun 02:26
この仕事をしていて、つくづく「幸せだ」と感じるのは、普段会えない方に会えることです。有名、無名、年配、年下にかかわらず、何かに打ち込んで輝いている人たちには、刺激やパワーをもらえます。中でも、先日『ミヤネ屋』の取材で出会ったその方たちの輝きぶりは半端なし。とてつもない魅力に圧倒されました。

双子の100歳姉妹、きんさん・ぎんさんが人気者になったのが20年前。そのぎんさんの娘さんたちが四姉妹で、こちらもご長寿で名古屋市に暮らしているのです。長女・年子さんは98歳、三女の千多代さんが93歳、四女・百合子さんが91歳、末っ子五女の美根代さんでも89歳(次女は赤ちゃんの時に亡くなっている)という合計371歳の姉妹。その誰もがはつらつとしていて、若々しい。『ミヤネ屋』をご覧になった方は、年齢と見た目のギャップに驚かれたことでしょう。4人は毎日、誰かの家に集まっては、わいわいおしゃべりに花を咲かせています。それは茶飲み話というより、さながら“女子会”のムードなのです。

中身は政治、経済、国際問題からスポーツ、テレビの話など多岐にわたって、どれも詳しいこと詳しいこと。タイの洪水の話題から日系企業の話に、そして円高問題へと、本職のコメンテーターも真っ青なほどの知識と分析力です。そうかと思えば、韓流ドラマは「じっと見つめ合ってばかりでじれったい。日本の昔のドラマみたい」とバッサリ。といいながらも結構見ているようでしたけど・・・。誰かがボケると、すかさずツッコミが入って、その間(ま)とテンポが絶妙で、ベテラン漫才を見ているようでもありました。

笑顔がキュートな年子さんに、おもしろトークは絶品の千多代さん、その話を上手にフォローするのが百合子さん。自分のものは自分で買いにいかなければ気が済まないと、今でも自転車でさっそうとお買いものをしています。そして美根代さんは59歳で取った運転免許で3人のお姉さんを乗せて八十八カ所巡りに出かけます。片道3車線の道路を大型トラックに挟まれながらもスイスイ車線変更していくさまは、圧巻でした。

「病気はしない」という4人。「病は心の持ちようだ」と口を揃えます。「気力が大事だ」といつも母親のぎんさんに言われていたそうです。そんな4人を見ていると「くよくよせず、いつも笑っておしゃべりする」のが元気の秘訣のようでした。幼いひ孫さんさんたちに目を細めながら千多代さんが「この子たちを見ていたら欲が出てきて、せめて小学校入学でランドセル背負っている姿を見てみたい」とポツリ。いえいえ、その元気さなら、中学、高校まで見られそうです。そう言う私に千多代さん、「小学校までははかわいいけど、中学、高校になったら、子どもも憎たらしくなるもんよ」と持ち前の毒舌発揮。この調子なら、まだまだお達者なのは間違いありません。見習うことがいっぱいの、素敵な出会いでした。
ぎんさん四姉妹
【画像は右から年子さん、千多代さん、百合子さん、美根代さん】

公式HP『アナウンサー藤村幸司ドットコム』
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舞台は楽し~東京セレソンDX『わらいのまち』
2011-10-21 Fri 21:16
わらいのまち
宅間孝行さん率いる劇団・東京セレソンデラックスの『わらいのまち』大阪公演に行ってきました。今回は東宝とタッグを組んでの“東宝セレソン”。いやー、もう最高!!ここまで楽しませてくれる舞台は久々です。これでもか!というくらい笑わせて笑わせて、と思ったら泣かせて、また笑わせる。テンポと間(ま)が絶妙で、自分の涙が泣いて出たのか、笑って出たのかすらわからなくなるほど。まるで“感情のジェットコースター”に乗っているような気分。それだけに観劇後はどっと疲れましたが、そこがまた心地よい舞台でした。大阪公演のあとは、広島、そして福岡へ。これは観ておかないと絶対損をしますよ。

宅間さんが書いた東京セレソンの初期(10年前)の作品『JOKER』を、最強のキャストを迎えて復活したのが今回の『わらいのまち』です。舞台は、田舎町の温泉宿・まつばら。笑いで町おこしをしようとイベントの準備に駆け回る人たちと、そこに突然帰ってきた宅間さん演じるトラブルメーカーの兄とのドタバタが描かるセレソン版“寅さん”。キャストに柴田理恵さん、片桐仁さん、岡田義徳さん、田畑智子さんといった個性派で芸達者な面々が集まりました。10年前の脚本ながら、まるで当て書き(役者を決めてから台本を書くこと)したように役と役者さんがぴったりはまっています。

終演後、出演者の皆さんと話をする機会に恵まれたので、そのことを宅間さんに聞くと「自分の作品に出てくるメガネ熟女など、いつも誰かを想定して脚本を書いていて、この作品の仲居のくにゑさんは、まさに柴田理恵さんをイメージして作ったキャラクターだった」と明かしてくれました。つまり10年越しの当て書きが実現したわけです。ほかのキャストについても「自分のイメージ通りの人を集めた」とのことで、そのあたりも、どっぷり舞台の世界に浸らせてくれる要素にちがいありません。一方で、意外な一面を見せてくれる役者さんもいました。西村直人さんといえば、『レ・ミゼラブル』やTSファンデーションのミュージカルで何度も舞台を拝見していて、「かっこいい」イメージのミュージカル俳優。それが宅間さんにかかると、今回は完全な3枚目。それがまた味があっておもしろいのです。イメージ通りの配役と、イメージを覆す配役。すっかりに宅間さんの計算にはめられて楽しんできました。

岡田義徳さんや弓削智久さんらと話していても、セレソンの舞台にかける情熱とこだわり、そして誇りを感じました。舞台の役者さんは自分の身を削りながら作品を作り上げているからこそ、感動や本物の笑いを我々に与えてくれているのです。前作『くちづけ』では涙腺が休む間もなく泣かされました。“泣き”のセレソンが、笑いにこだわった『わらいのまち』。震災前に上演は決まっていたそうですが、「がんばろう日本」のエールにも聞こえた名作舞台でした。必見です。

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長崎くんち7年の重み
2011-10-10 Mon 17:39
長崎の秋の風物詩『長崎くんち』(国の重要無形民俗文化財)が、きのう幕を下ろしました。今年はカレンダーにも恵まれ、祭りの3日間は例年以上の盛り上がり。シャギリと呼ばれる長崎くんち独特の祭囃子が聞こえてくると、ソワソワしてもう落ち着かない・・・これが生粋の長崎っ子の証しのようなもので、期間中の街はくんち一色。そんなムードにこの週末、私もどっぷり浸ってきました。

長崎くんちは長崎・諏訪神社の秋の大祭で、毎年行われていますが、出場する踊り町にとっては7年に1度の出番。前回、密着取材をして以来、ずっと交流させていただいている本古川町も今年が踊り町です。前の『御座船』奉納以降、紆余曲折、幾度も苦難を乗り越えてきた7年間を見てきただけに、私にとっても感無量。今回の仕上がりの素晴らしさ、完成度の高さには体が震える思いでした。どれだけ厳しい練習を積んできたのか、彼らの顔つきの変化だけでもたやすくうかがえました。
船回し
単に順番が回ってきたからというものではない“7年の重み”と、踊り町としての責任と誇りを感じます。指揮官である長采、采振りをはじめ、船を曳く男たち(根曳衆)、船上のお囃子の子どもたち、町の役員さん、縁の下で支える女性陣たち・・・皆の気持ちがひとつになっているのが分かりました。まるで魂が乗り移ったような御座船、“気迫”は目に見えるのです。ほんとうに見事でした。もっともっと見ていたかった。でも7年に1度、たった3日間だからこそ成せることなのかもしれません。
御座船4S
御座船の船首に座るのが船長(ふなおさ)。今年は6歳の古田力丸(りきまる)くんが務めましたが、彼もまたすごかった。早朝から夜遅くまで、3日間、ガタガタ揺れる船の上で、殿様の軍装のままいなければなりません。それだけでも大変なのに、力丸くんは笑顔で観客に手を振り続けていました。それもしっかり相手を見てです。小さいながらもあの責任感や度胸、精神力。将来、大物になりそうです。次回は7年後、力丸くんはお囃子として参加しているでしょうか、その次は活きのいい根曳でしょうか。こうして代々、祭りは受け継がれていくのです。この7年に1度というのは、10年でも、5年でもない、絶妙な間隔といえるかもしれません。
船長力丸くん
地域のつながりが希薄になり、世代間の交流もなくなってきている都会にあっても、長崎にはくんちを通して昔ながらの良さが残されています。人と人とを結び付けてくれる力を改めて感じた長崎くんちでした。長崎を離れた私ですが、本古川町の皆さんは、自分たちが使っているものと同じ名前入りの特製・巾着袋やトートバックを用意して待っていてくれました。また一つ、宝物ができました。くんちが終わったその時から、踊り町では7年後のくんちがスタートします。
巾着
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INAC引き分け・勝ち続けることの難しさ
2011-10-01 Sat 17:09
なでしこリーグで目下9連勝、“全勝優勝”を掲げている『INAC神戸』は、きょう福井県のテクノポート福井に『アルビレックス新潟レディース』を迎えてのホームゲーム。開始前には大野忍選手のなでしこリーグ200試合出場達成の花束贈呈セレモニーも行われ、サポーターの誰もが10連勝を信じる中でキックオフされました。日本代表7選手を擁する我らがINACは序盤からゲームを支配し快勝ムード。大野選手の2得点やベテラン米津美和選手の今季初得点で、後半立ち上がりまで3対0と余裕の展開でした。ところが・・・

実は数日前、大野選手とお会いしたときに、私が「全勝Vが目標って聞いたときは無謀な気がしたけれど、この戦いぶりなら十分行けそうですね」と水を向けたところ、「そんな簡単には行きません。それどころか、かなり難しいです」と思わぬ答え。かつて常勝軍団・日テレベレーザ時代にも全勝を掲げ戦ったものの、あと一歩届かなかった経験を挙げ、道のりの険しさを教えてくれました。その時は、応援するだけの私のお気楽な質問に対して、戦い続けるアスリートの表情を見た気がしました。

きょうのゲーム、後半途中からは大野選手が語った「全勝の難しさ」を思い出していました。INACはミスも絡んで終盤にあれよあれよとシュートを決められ、結果はまさかの3対3のドロー。INACの連勝は止まり、全勝優勝の夢も消えました。引き揚げるときに見せた高良亮子選手の悔し涙・・・。高い目標の中での真剣勝負だからこそです。相手が必死に連勝を止めに来る中、いかに勝ち続けることが難しいのか思い知らされました。でも負けではないし、首位独走には変わりはないのです。一旦リセットして、また白星街道を走ってほしいものです。

かつて長崎の高校サッカーで無敵の国見王国を作った小嶺監督から「勝つことよりも勝ち続けることの過酷さ」を聞いたことがあります。取材で「連覇」を口にすると、いつも「軽々しく言うな」と叱られていました。去年、双葉山の連勝記録にあと6勝まで迫った横綱・白鵬は「心にスキができた」と記録が破れなかったわけを分析しました。“10年連続メジャー200安打”が今季で途切れたマリナーズのイチロー選手は「続けるということに追われることがなくなったのでホッとしています」と語りました。トップを守ることの大変さは、そこに立った者しかわからないのかもしれません。世界一になった『なでしこジャパン』も、いまそれを実感しているのでしょうか。

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