2016-04-13 Wed 23:48
![]() 久々に東京・四季劇場 春へ。このたび59回目となる『ライオンキング』観劇のお目当ては、ことし2月23日、主役のシンバとしてデビューしたばかりの厂原時也さんです。ちょっと読めない漢字ですが「がんばら」さんです。 この人、長く見てますが実力はあるし華もあるのに、なかなか〝役〟に恵まれなかった苦労人なんです。地元の北海道公演のライオンキングではシンバにもキャスティングされていましたが、結局出演はなりませんでした。ところが去年、劇団外からも含め1500人の応募があった新作ミュージカル『アラジン』のアラジン役・開幕キャストとして3人に選ばれたかと思ったら、続いてこのシンバ抜擢というのですから、文字通り「厂原の時は来たれり!」です。 その注目の舞台、もともとダンスはキレキレの役者さんで、そちらの印象が強かったんですが、歌もこんなに上手いとはちょっとびっくり。のびやかでパワフルな声の厂原シンバが歌う♪終わりなき夜、「夜はいつか終わる 日はまた昇る 雲はいつか晴れる 日はまた輝く」のフレーズが厂原さんと重なって、ここはもう涙なくして聞けません。高校時代にこの作品を観て役者を目指し、苦労に苦労を重ねた末に、この歌を歌うのですから、なおさらです。 ちなみに南晶人シンバががんばっている大阪公演は千秋楽までカウントダウン、すでにチケットは完売。「ロングランだからいつでも見られる」と高をくくっていた私の周りの人たちは今になって肩を落としています。おそらくライオンキングは大阪の後、またどこかで観られるれると思いますが、観たいと思った時がタイミングです。何度も言いますが、この作品は大人も子どもも、観てないと人生損してると思います。 公式HP『アナウンサー藤村幸司ドットコム』 スポンサーサイト
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