藤村幸司
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韓国街ブラで、ミュージカル!
2016-05-31 Tue 20:43
韓国ミュージカル
最近は日本でも〝韓国発ミュージカル〟を数多く目にするようになりました。20年ほど前に訪韓したときには、みじんも感じなかった〝韓国ミュージカル〟。今回久々のソウルでは、街のあちこちでミュージカル熱を感じられるようになっていました。まるで、ニューヨークやロンドンのように。

ビルの大型電光版に、次々と映し出されるミュージカルのPRビデオ。250億ウォンを投じたという2016年の超話題作『マタ・ハリ』、日本未輸入のディズニーミュージカル『ニュージーズ』、そして日本でもおなじみ『ウィキッド』などなど。思わず立ち止まって見入ってしまいました。そうしていたら目の前を、ミュージカル『モーツァルト』のラッピングバスが走っていくのです。駅でもビルの中でも、歩いているとあちこちでミュージカルの広告を見つけました。

韓国初のミュージカル専用劇場「シャルロッテ劇場」では『マンマ・ミーア!』を上演中。そういえば、この劇場のこけら落としは劇団四季全面協力のもと『ライオンキング』でした。あれから10年、韓国のミュージカルはたいへんな勢いで成長している印象です。日本も負けてはいられません。今回、仕事だったので、残念ながら観劇はかないませんでしたが、ミュージカル好きとしては、街歩きだけでもワクワクできました。

公式HP『アナウンサー藤村幸司ドットコム』
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追悼・世界のNINAGAWA
2016-05-16 Mon 19:26
演出家・蜷川幸雄さんが天国に旅立たれました。昨夜の通夜、きょうの告別式のそうそうたる参列者の顔ぶれをテレビでご覧になった方も多いでしょう。藤原竜也さんをはじめ、大竹しのぶさん、小栗旬さん、吉田鋼太郎さん、阿部寛さん、松坂桃李さん・・・。どの方々を見ても、即座に蜷川演出の舞台での姿が目に浮かんできます。それだけ役者を舞台の上で、印象的に輝かせた演出家でした。

とっつきにくいシェークスピアやギリシャ悲劇など古典を身近な存在にしてくれたのは蜷川さんでした。毎回、演出や舞台装置で驚かせてくれたのも蜷川さん。そして、若い俳優を〝演劇人〟〝舞台役者〟に変身させてしまうのも蜷川さんでした。

ここ数年、蜷川幸雄は何人いるの?と思わせるほど精力的に仕事をこなしていました。ご本人には「人生の持ち時間が少なくなってきた」という思いがあったそうです。そのうちの1本が2014年の『皆既食~Total Eclipse~』。岡田将生さんの初舞台作です。それまでテレビや映画の繊細でやさしいイメージだった岡田さんが、この舞台では打って変わった野太さや、ずるさ、鋭さなどを見せたすばらしい舞台でした。その翌年には『ウ-マン・イン・ブラック』で役者としてのさらなる成長を感じさせましたが、もしかしたら根本は蜷川さんとの出会いだったと想像します。若い俳優のポテンシャルを引き出しつつ、新境地に導く、これが蜷川マジックなのです。

私が野田秀樹さん、三谷幸喜さんをナマで見た最初は、どちらも蜷川さんの舞台を観に来た客席でした。超一流の演出家も有名な俳優さんたちも蜷川演出の客席にいました。

2004年、藤原竜也さんと鈴木杏さん主演の『ロミオとジュリエット』の観劇ではこんなことがありました。ようやくゲットしたプレミアチケットを手に劇場へ。入場口を通ろうとしたら「お客様、ちょっとこちらへ」と係の人にロビーの隅に連れていかれたのです。「もしや偽造チケットをつかまされたのか?」と慌てたのですが、係の人いわく「お客様のお席は、演出家の希望による変更で、舞台の一部が見えなくなっています」とのこと。端っことはいえ、一番高いS席ですよ。本来なら「金返せ!」のようなこともありそうですが、「蜷川さんの意向ならしかたない」とあっさり納得していました。その際、おわびのしるしに藤原さんの直筆サイン入り生写真をもらいました。

実は後年、この出来事を藤原さんに話したところ、「そうそう、楽屋でいっぱいサイン書かされたの覚えてますよ~。でも蜷川さんの場合、直前に変更なんて日常茶飯事ですから」と笑っていました。少しの妥協も許さない、ギリギリまでこだわり続ける、これこそ蜷川イズムなのです。

私は長年、趣味で芝居を観てきて常々「藤原竜也は芝居の神の子」と言ってきましたが、その神こそ蜷川さんだったのかもしれません。舞台はナマで観るのが一番ですが、今宵はDVDで蜷川ワールドに浸ることにします。合掌。

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いったん見納め、大阪ライオンキング
2016-05-09 Mon 10:05
大阪LKマイ楽
「12年ぶりに大阪にライオンキングが帰ってくる!」
そう話題になってから3年半、走り続けた大阪ライオンキングも千秋楽まで1週間となりました。
2012年10月の開幕を前にプレビュー公演で新しい大阪バージョンに出会ってから、なんだかあっという間でした。千秋楽の抽選には外れたために、きのう、ひとあし早く〝マイ千秋楽〟に行ってきました。

当然、客席はぎっしり。特に小さな子供たちの姿が目立ちます。おそらくこの中には、未来のミュージカルスターもいそうです。先週までの南(晶人)シンバに代わって、アンカーを務める田中(彰孝)シンバ、ティモンは韓盛治さん、サラビは大和貴恵さんが3年半前と同じ顔ぶれ。いつも変わらぬ胸の高鳴りを感じつつ、ラフィキのサークル・オブ・ライフで開幕。記念すべき私にとっての60回目のライオンキングも感動が褪せることはありませんでした。

特に、韓さんのティモンと川辺将大さんのプンバァのコテコテの関西弁の掛け合いは、ますます磨きがかかって絶好調。四季の芝居には、基本アドリブなどはないはずですが、客席の空気を読んだ絶妙の間と緩急は毎回毎回、新たなおもしろさを発見させてくれます。もうしばらく、この関西弁バージョンが見られないと思うと寂しい限りです。東京公演でスペシャル企画として、時には関西弁や名古屋弁、博多弁、北海道弁のティモン・プンバァを見せてくれればいいのに。ちなみにプンバァの川辺さんは北海道出身で、当初「ボクの関西弁大丈夫ですか?」と聞かれたことがありました。その時も「全然大丈夫」と答えたのですが、もう今では「川辺さん、関西出身にしか見えませんから」。

安定の田中シンバ、悪い中にも面白さを散りばめた本城(裕二)スカー、かわいさと力強さを兼ね備える朴(悠那)ナラなど、キャストの組み合わせの妙を満喫したマイ千秋楽でした。関係者によると、この日は楽屋に大阪に出演したヤングシンバとヤングナラが集まって、卒業式をしたそうです。開幕のの子役たちはずいぶん大きくなったことでしょう。今、東京でがんばっている海宝(直人)シンバのように、ヤングシンバ、ナラから大人のシンバ、ナラになる子たちが出てくることを期待して、次の大阪ライオンキングを待つことにしましょう。

ライオンキング、最高!

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さよならBRAVA!『ナミヤ雑貨店の奇蹟』
2016-05-06 Fri 23:35
さよならBRAVA!『ナミヤ雑貨店の奇蹟』
『ライオンキング』大阪公演のこけら落としから17年。思い出が詰まった『シアターBRAVA!』(旧・大阪MBS劇場)も、いよいよ閉館までカウントダウンです。冠に〝さよならBRAVA!〟と銘打たれた『ナミヤ雑貨店の奇蹟』がきょう開幕。私にとってもこれで、さよならBRAVA!となります。「東野圭吾作品史上、最も泣ける感動ミステリー」と謳われ、100万部を突破した小説を原作に、演劇集団キャラメルボックスが2013年に舞台化した作品の再演。脚本、演出は成井豊さんのまま、キャストは外部からも実力派、個性派の若手とベテランをそろえリメイクされました。

物語は、手紙が時代を飛び越えていくという〝タイムトラベル・ファンタジー〟ですが、絡み合うエピソードそれぞれが、単なる夢物語ではなくリアリティがあって、違和感なくその世界に入っていけました。オムニバスのように短いストーリーが、最後にどんどん結びついていく醍醐味。パズルが解けていく爽快感も味わえます。基本、嫌な悪者も出てこないので、どんどん心があったかくなれました。

随所に散りばめられた心に刺さるセリフ、小気味よいテンポ、笑って泣いて感動して、休憩なしの2時間余りはあっという間に過ぎていきます。コソ泥3人組の多田直人さん、松田凌さん、鮎川太陽さんのデコボコトリオが実にハマっていて、成井さんが「演劇界の中で、この役にはこの人がピッタリだという人に声をかけ集めた」というキャスティングにも納得です。ナミヤ雑貨店の店主を演じる川原和久さんは、若手主体のなかで、どっしりの存在感。父親が心臓発作で倒れ、夢のミュージシャンにこだわるのか、実家の魚屋を継ぐのか悩む青年を演じた鯨井康介さんは、能天気に見せて繊細なその演技にぐっときます。ちらっと歌う声もいい。次回作・オフブロードウェイ・ミュージカル『 bare-ベア-』もチェックです。

数々の名舞台を観せてくれたBRAVA!で、最後にまたいい芝居に出会えることができました。

[原案・原作]東野圭吾 [劇作・脚本・演出]成井豊 [出演]多田直人 / 松田凌 / 鮎川太陽 / 菊地美香 / 鯨井康介 / 石橋徹郎 / 大森美紀子 / 岡内美喜子 / 左東広之 / 小林春世 / 金城あさみ / 近藤利紘 / 川原和久



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