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藤村幸司
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映画『私たちの幸せな時間』
2007-07-31 Tue 12:17
インターネットの、ある映画情報サイトで、「観てよかったランキング」1位になっていた作品が気になり、行ってきました。韓国映画『私たちの幸せな時間』です。実は、韓流って、これまでドラマは一切観たことないし、映画も年に1度、観るか観ないか程度。『ブラザーフッド』『猟奇的な彼女』最近では去年末の『王の男』くらいでしょうか。どれも、いい映画だったんですが・・・。

20070731121130.jpg『私たちの幸せな時間』は宣伝文句によると、「かなり泣ける映画」だとか。妻夫木聡・長澤まさみ主演の『涙そうそう』や山田孝之・玉山鉄二主演『手紙』で号泣してから半年あまり。そろそろ“目ん玉の裏側のクリーニング”に行こうかと、泣く気まんまんで足を運びました。

裕福な家庭に生まれながら、愛情に飢え自殺を繰り返す女性(イ・ナヨン)と、貧しく孤独な生い立ちを抱え、刑務所で荒れた日々を送る死刑囚の男(カン・ドンウォン)の物語。人の気持ちなど理解しようとしない、ささくれ立ったふたりの心が刑務所で面会を繰り返すことによって、変化していく姿を描いています。

このストーリー、どこかで聞いたことがあるような気がしていたのですが、韓国の同名ベストセラー小説が原作になっていて、その日本語版を翻訳したのが、北朝鮮による拉致被害者、蓮池薫さんなのです。蓮池さんの翻訳業、記念すべき10作目として、春頃、テレビや新聞で紹介されていたのを思い出しました。

さて、映画ですが、ドラマだとはいえ、二人の出会いがあまりに『強引』な展開だったり、男の過去を『極端』なまでに「お涙頂戴」にしてしまった感があり、最初は入り込めなかったです。でも、話が淡々としたタッチで展開していくにつれ、どんどん引き込まれて行きました。主演二人の存在感も大きいと思います。死刑制度や法制度などもテーマにしているのかもしれませんが、本題は、「罪を(ゆる)す」ということだと感じました。「罪を償うこと」「人を裁くこと」そして「生きること」・・・、深すぎて、映画を観終わっても、すぐには割り切れません。だから期待したように“目ん玉の裏側のクリーニング”はできませんでした。でも、なんだかボディブローのように、あとからじわじわ感じてくる映画です。

今、東京、大阪、愛知などで公開中で、このあと順次全国で公開が予定されています。ぜひ、チャンスがあれば観てほしい作品です。

【追記】DVDが発売されました。


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