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藤村幸司
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あいさつパワー
2007-08-10 Fri 00:00
高校時代、山岳部だった私は、先輩から、「山ですれ違った登山者には必ずあいさつするように」と教えられました。最初は、見ず知らずの人に「こんにちは」と声をかけることに抵抗がありましたが、やり始めると、意外にこれが気持ちがいいのです。笑顔であいさつを交わすだけで、同じ山を愛する者同士、不思議な連帯感が生まれます。時にはバテ気味でつらそうにしていたら「がんば!」などと声をかけられ、たちまちパワーがわいてきたものです。

あいさつと言えば、長崎県内各地を取材していて、驚いたことがあります。それは離島や田舎に行くほど顕著だったのですが、子どもたちが、私たちのような『よそ者』の大人にも、何の抵抗もなく、それどころか、ごく自然に「こんにちは」と声をかけてくれることでした。最初は「誰か知り合いの人と間違えているのではないか」と思ったくらい、親しげにあいさつしてくれます。私の子どものころでさえ、「外で知らない大人に声をかけられても、ついて行かない、かかわらない」のように、「知らない大人は怖い」と刷り込まれていましたから、それはとても意外でした。

でも、そんな子どもたちの目は、例外なく澄んで、活き活きしています。また、そんな子どもたちのいる町は、誰もが親切でした。人と人との関係は『あいさつ』から始まり、それを深めるのも『あいさつ』です。コミュニティの中でのゴタゴタも「どうして、俺にあいさつがないんだ」みたいなことが原因だったりしませんか。

かつて、どうしてもそりの合わない上司がいました。仕事では対立し、お互いにあいさつをしなくなりました。それが、ある朝、相手から「おはよう」と声をかけられたのです。そのひとことで、それまでのわだかまりが、いっぺんに吹き飛んだような気がしました。『あいさつパワー』を実感した瞬間です。『あいさつ』は相手を認めること、尊重することにほかなりません。もし、気心が合わない人がいたら、こちらから笑顔であいさつしてみてはどうでしょうか。相手は面食らいながらも、悪い気はしないはず。そこから、何かが変わるかもしれません。

『アナウンサー藤村幸司ドットコム』

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