FC2ブログ
藤村幸司
http://fujimurakoji.blog91.fc2.com/
World Wide Weblog
30秒で泣きました
2007-10-12 Fri 10:31
きのうから放送が始まった、清酒『黄桜』のコマーシャル(CM)、ご覧になりましたか?野球解説者の小林繁さん(54)と江川卓さん(52)が出演しているのです。若い人は、この2人の因縁を知らないかもしれません。1978年のプロ野球・ドラフト会議で起きた『空白の一日』騒動は、当時、ごり押しすることを意味する「江川る」という流行語まで生みだすほど話題になりました。それから長い間、「江川=悪役」「小林=悲劇のヒーロー」という図式が定着してしまいました。

その後も、球場などで顔を合わせても会話を交わすことのなかった2人が、黄桜のCM上で和解しているのです。前代未聞のドキュメンタリー形式CM、収録前にもいっさい2人を会わせず、顔合わせからずっとカメラを回して収録されたようです。

小林「お互い避けてたんかな?」

江川「え~…」

小林「俺もしんどかったけどな。2人ともしんどかった」

江川「そうですよね」

たった30秒のCM、でも観終わったら自然と涙がこぼれました。言われてみると、あれから28年も経つんですね。当時、小林さんは巨人のエース、江川さんは大学生。もっと年齢差があったと思っていましたが、この歳になると、2歳差なんてまさに同世代です。この年齢差の印象を縮めるのと同じように、2人のわだかまりを解くにも28年の時間が必要だったのかもしれません。

それにしても、テレビの人間としては「やられた!」という感じです。私も過去に、何本も番組宣伝のCMを作った経験があります。CMは、わずか15秒、あるいは30秒の間に、伝えたい情報や宣伝はもちろん、笑い、感動、驚き、発見など、何らかのインパクトを詰め込まないと、視聴者の印象に残りません。だから制作者は苦労もし、やりがいもあるのです。まさに、この黄桜はインパクト十分の作品です。

収録は、3時間かかったとか。まだまだ“お宝エピソード”がありそうです。「もっと、観てみたい」そう思わせるCMは、そうありません。

『アナウンサー藤村幸司ドットコム』

別窓 | テレビに物申す | コメント:0 | トラックバック:0 | top↑
<<好きだったのに・・・ | アナウンサー・藤村幸司BLOG | 自己PRできますか?>>
この記事のコメント
コメントの投稿
 

管理者だけに閲覧
 

この記事のトラックバック
| アナウンサー・藤村幸司BLOG |
copyright © 2006 アナウンサー・藤村幸司BLOG all rights reserved. powered by FC2ブログ. template by [ALT DESIGN].
/