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藤村幸司
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節分になると思い出す
2008-02-03 Sun 12:34
太巻ききょうは節分。全国には豆まき以外にも、様々な風習があるようです。今や全国的に知られるようになった恵方に向かって『太巻きずしの丸かぶり』。関西生まれの私は子どものころから節分と言えば『太巻き』でした。また、長崎の魚屋には、今の時期だけ『カナガシラ』という魚が並びます。地元では『ガッツ』と呼ばれ、節分に煮つけにして食べるのです。見た目は鬼のような顔をしていますが、白身で上品な味。カナガシラの名前から「お金が貯まる」という縁起物です。

コンビニで、鬼のお面がセットになった福豆が売り出され、「今年の恵方は~です」と書いた巻きずしの予約受け付けを目にし、長崎ではカナガシラが出回り始めると、「節分だな~」と感じますが、実は私はここ数年、節分になると思い出し、自戒することがあります。

何年か前のことです。あるテレビ局のベテランアナウンサーが、若手のアナウンサーを集めて「節分は年に何回あるか?」と尋ねたら、誰一人、正しく答えられなかったと、嘆いてました。かろうじて私は本来の『節分』の意味を知っていたので良かったのですが、「最近のアナウンサーは常識がなさ過ぎである」との主張を聞きながら、「はたして自分は大丈夫だろうか」と自問自答したのです。

ですから節分になると、あの大先輩の一言「最近のアナウンサーは・・・」を思い出すのです。そして、ことばを大事にすること、美しい日本語や伝統を伝えることも、喋り手にとって大事な役割であると言い聞かせています。

そうそう、念のため「節分は年に何回あるか?」について答えをお知らせしておきましょう。『節分』とは、その文字からも想像できるように、もともとは「季節を分ける日」のことで、『立春』『立夏』『立秋』『立冬』の前の日を指します。ですから本来は「年に4回」あるわけです。でも今では『立春』の前の日だけに、この名前が残っています。

これを知らないからと言って「常識がない」と叱られた某局の若手アナウンサーたちはちょっと気の毒な気もしますが・・・。

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この記事のコメント
#291 ガッツ
食べました。
子供の頃は、ちょっとグロテスクで骨が多くてあんまり好きではなかったです。
ちなみに・・・我が家では二月の「豆まき」の日には必ず食べてますけど、お金はちっとも貯まりません。でも、家族仲良くそこそこ食べて生きていけるのはやっぱり「ガッツ」のお陰かなぁと思ったりもしたりしてます(笑)
2008-02-04 Mon 09:08 | URL | AYA #-[ 内容変更] | top↑
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