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藤村幸司
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呆れた供述
2008-02-11 Mon 15:03
朝青龍問題で、『横綱の品格』うんぬんという声を、よく耳にするようになりました。私など子どものころから、何となく相撲の世界は『男らしく』『潔く』『礼を重んじ』『品格がある』ものというイメージを持っていました。その理由のひとつが、力士たちには厳しいまでに『美しい引き際』が求められているからだと思います。特に横綱は番付が下がることはなく、自らの進退は自らにゆだねられています。そこで、どんな辞め方をするのか、これは日本人が好む武士道の精神なのかもしれませんが、散り際に『美しさ』が必要なのです。

いざとなったら、じたばたしない潔さは、相撲の世界のみならず、どの世界にも共通することでしょうが、そんな美しさとはかけ離れた、今の相撲界の『責任転嫁の姿勢』は何なのでしょうか。時津風部屋の序ノ口力士・斉藤俊さん(当時17)傷害致死事件で、逮捕された元時津風親方・山本順一容疑者(57)は、警察の調べに対し「一連の暴行は、兄弟子たちが勝手にやったこと」などと供述しているといいます。

師匠の命令は、弟子にとって絶対的だと誰もが言います。その師匠が、この期に及んで弟子にすべての責任を押し付けるとは、あまりの無責任で、往生際の悪さに怒りを覚えます。この親方を信じてついてきた弟子たちは、どう感じているでしょうか。そう言えば、偽装の責任をパート従業員に押し付けた一流料亭の経営者もいました。

さらに新体制になったとはいえ北の湖理事長以下、旧態依然の相撲協会にも、潔さを感じません。悪しき体質を見直そうという本気さが伝わってきません。「すべて兄弟子たちが勝手にやったこと」という元親方のことばが、そんな各界の体質すべてを物語っているような気がしてならないのです。

公式HP『アナウンサー藤村幸司ドットコム』

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