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藤村幸司
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個室ビデオ初体験
2008-10-04 Sat 23:59
世の中、いろんなことが起こっています。情報番組のリポーターをしていると、なかなかパソコンの前に座る時間もなく、ブログの更新もままならない日々です。待っていてくれるありがたいみなさま、申し訳ありません。毎日、バタバタしていて気がついたらもう10月でした。長崎の友人から3日の夜に「くんちの庭見せ始まったよ」とメールをもらって、「もう、そんな時期か」と改めて感じた次第なのです。ちなみに“庭見せ”とは、毎年10月7日から3日間行われる秋の大祭・長崎くんちを前に、祭りで使う衣装や道具を庭先に並べてお披露目する行事。これで一気に街中がくんちムードに染まります。長崎時代は、10月に気づかないことなどありえなかったのですが・・・。

いろいろあったこの1週間、月曜と火曜は『NEWSアサ漬け』担当で午前4時半起床。10月1日、水曜日は少しゆっくりできるはずでしたが、早朝、大阪・ミナミの個室ビデオ店の火災で叩き起こされました。失火だと思われていた火事は、その日のうちに放火と判明、容疑者が逮捕されました。15人もの命を奪った犯罪の理由が「生きていくのが嫌になり、火を放った」というのですから、あまりにも身勝手でひどすぎます。その当の本人は一番に逃げ出して無事だったのですから、現場でリポートしながらもムカムカするほど腹が立ちました。

一方で、それまで“個室ビデオ”など利用したことのなかった私は、現場近くの同規模の別の店に入ってみました。これまで、なんとなく淫猥なイメージを抱いていたのですが、その店はその辺のレンタルビデオ店よりも洗練された印象で、明るくてきれい。DVDコーナーには、アダルトものがメインながら、目立つ場所には普通の映画やバラエティもあります。

ソファベッドやリクライニングシートなど希望の部屋を指定して、いざ個室へ。報道されているように、狭い通路の両サイドに外開きのドアがずらり。私はビジネスホテルに泊まった時でも、廊下でエレベーターが右か左かが、分からなくなるほどですから、こんな造りでは、とっさに出口に向かう自信はありません。この店はまだシンプルな構造で、左右どちらでも出口につながっていましたが、放火された店は袋小路で迷路のような複雑な部屋の並び。まさかの時の危険度はさらに高いはずです。

ビデオ試写室
部屋の中は、天井まで壁で区切られていて、完全な個室。2畳ほどあって、ソファベッドや大型テレビが備えられています。この店の場合、個室のドアもテレビ局のスタジオのドアに似た防音型で、室内の説明書きによると、ヘッドホンなしでも外に音は漏れないとのこと。「普段より大きな音量でお楽しみください」とあります。それぞれの部屋に火災報知機と換気扇、明かりも自在に調整できます。シャワー設備もあって、ブランケットの貸し出しもあって、1晩2000円前後なら、正直「仮眠するには最適、利用したい」と思いました。

視界も音も、部屋の外と完全に隔離されるのはプライバシーには充分ですが、一方で災害が起きた時のことを考えると恐ろしくなりました。現在は、あくまで宿泊施設ではないという立場での消防対策なのでしょうが、やはりビジネスホテル並みの規制や指導、教育は必要ではないのでしょうか。そのあと、約10店ほど別の個室ビデオ店も見てきましたが、中にはかなりお粗末な店も・・・。火事が起きたら一気に火が回りそうな造りや、通路に物があふれ、通るのも大変な店など様々。今後の検証や見直しに注目したいと思います。安さと危険をてんびんにかけるわけにはいきません

その翌日、身柄が地検に移される際に警察を出る小川容疑者を見ました。やや目はうつろながら、うつむくこともなく堂々と前を向いている姿。狭い部屋で煙に巻かれて人生を終えた犠牲者のことを思うと、さらに憤りは高まりました。

公式HP『アナウンサー藤村幸司ドットコム』
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