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藤村幸司
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三木たかし先生逝く
2009-05-11 Mon 19:18
ありがたいことに、もう20年以上もテレビの世界で食べています。『ズームイン』『プラス1』『リアルタイム』そして今は『情報ライブ ミヤネ屋』・・・と、気がつけば、担当番組のほとんどは“生放送”の現場です。そんな生番組の強みは、なんといっても即時性。新たにニュースが入ってくると、それまで予定していた内容は、どんどん変更して伝えていきます。最新の情報が最優先。よって準備していたものがすべて“お蔵入り”なんてことも、よくあることです。

長年やっていますから、そんなことは十分理解しているものの、何時間もかけて仕込んだネタが一瞬にしてボツになるのは、担当者としては複雑な心境です。きょうのミヤネ屋もそうでした。早朝から新型インフルエンザの国内感染のニュースを、プレゼンテーションすべく準備していたのですが、新しいニュースが増え、放送直前になって、時間枠が確保できないということで、すべてボツに・・・。
ネタ仕込中

でもこんな臨機応変さや機動力、二重三重にもネタのスタンバイがあるからこそ、視聴者のみなさんに支持していただいているんだと思います。生の情報番組の舞台裏は、想像以上にドタバタしています。放送をご覧いただきながら、そんなこともちょっと想像してみてください。

ところで、きょう入ってきたニュースと言えば、作曲家・三木たかしさんの訃報でした。『津軽海峡・冬景色』、『時の流れに身をまかせ』など昭和を代表する歌謡曲の生みの親としてはもちろんですが、私にとっては劇団四季のオリジナルミュージカルの作曲者として、とても愛着のある先生でした。まだまだ現役でご活躍中だと思っていただけに、報道フロアに一報が入った瞬間は、信じられない気持ちでした。

四季のオリジナル作品の代表的なものは、ほとんどが三木先生の手によるもの。『夢から醒めた夢』『ユタと不思議な仲間たち』、そして『李香蘭』をはじめとする昭和の歴史三部作など、どれも美しく、やさしく、勇気をくれる旋律を提供してくれました。それらの曲がなければ、今のように私がミュージカルにはまることもなかったかもしれません。三木先生による新たなミュージカル作品も期待していただけに、残念でなりません。今夜は四季の三木メロディを聞きながら、先生のご冥福を祈ります。ほんとうに残念です。合掌。

三木たかしさん作曲の劇団四季オリジナルミュージカル
1977年 ユタと不思議な仲間たち
1977年 わが青春の北壁
1984年 ユタ -座敷わらしと不思議なミュージカル
1985年 ドリーミング
1987年 夢から醒めた夢
1988年 新・はだかの王様
1991年 ミュージカル李香蘭
1992年 ジョン万次郎の夢
2001年 ミュージカル異国の丘
2004年 ミュージカル南十字星(劇団四季HPより)



公式HP『アナウンサー藤村幸司ドットコム』


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