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藤村幸司
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パチンコ店放火の現場で
2009-07-06 Mon 19:38
放火パチンコ店
一夜明けても、まだ周囲には焼け焦げたにおい・・・。きのう夕方、大阪市此花区のパチンコ店に何者かが火を放った放火事件は、客と派遣従業員合わせて4人が死亡するという、とんでもない惨事となってしまいました。この事件を『情報ライブ ミヤネ屋』で中継リポートするため現場に行ったのですが、青いシートに取り囲まれた雑居ビルの1階部分、その隙間から覗く焼けて溶けた建材の一部、時折漂う、すすけたにおい。去年10月、15人が犠牲となった大阪・ミナミの個室ビデオ店放火殺人事件の記憶が蘇りました。

個室ビデオの放火では深夜に起き、眠っていた人が多かったことや、出口が一方向にしかない建物の構造上の不備も災いして多くの犠牲者が出たのですが、今回は日曜日の夕方に起きた事件。また大きな出入り口が3か所もあるにもかかわらず、どうしてこんな惨事になってしまったのか疑問だったのですが、現場で取材を進めていくうちに、その謎が明らかになってきました。

当時、店内にいた人などの話によると、犯人の男が店に侵入し、バケツに入ったガソリンのような液体をまき火をつけた瞬間、一気に天井まで火柱が上がり、黒煙が店内に広がったそうです。ものすごい勢いで拡大する火の手、服に火が燃え移り火だるまになた人も複数いたといいます。20分ほどで鎮火したにもかかわらず、見る影もないほどの無残な店内が、火災のすごさを物語っています。さらに放火直後には、店の電灯が消え、真っ暗だったのです。それでなくても、通路が狭く、固定のいすや積み上げたドル箱などで、歩きにくいパチンコ店のフロア。100人ほどの客はそんな状況の中、逃げまどいパニックになったに違いありません。床に転がるパチンコ玉に足を取られて、転びそうになったという証言もありました。

このパチンコ店に、スプリンクラーは設置されていませんでした。この規模のビルでは法令違反ではないというのですが、不特定多数の人が集まる施設、ほんとうに不備はなかったのか、すさまじく焼け焦げた現場を前にすると、はなはだ疑問に感じます。犯人は、30歳代の細身で長髪の男と見られていますが、その日、パチンコで数万円負け、台をたたくなどして店員に注意され、店を出た男の情報もあります。どんな理由があろうとも、放火殺人は許されるものではありませんが、もし、パチンコに負けた腹いせの犯行だとしたら、犠牲者は死んでも死にきれません。負傷した方々の回復と、一刻も早い犯人逮捕、真相解明を望みます。

【追記】さきほど、此花区内に住む41歳の男が「自分が放火した」と、山口県警に出頭し、逮捕されました。またしても「誰でもいいから殺したかった」などと供述しているというのですが、こんな事件ばかりで恐ろしくなります。続報を待ちます。

公式HP『アナウンサー藤村幸司ドットコム』

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