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藤村幸司
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写真でつづる金沢旅日記(1)
2010-02-10 Wed 01:42
兼六園
冬型が強まって、一面の雪景色となった金沢のまち。朝一番に訪れた『兼六園』も真っ白に雪化粧し、まるで水墨画を見るような趣きと風情でした。身を切るような寒さには参りましたが、年中見られる景色でもなく、この美しさと引き換えだと思えば、どんな冷え込みでも納得できてしまいます。数十センチは積もった雪に足を取られながら、へっぴり腰で歩いている私の横では、小鳥が凍った池の上をスケートさながらスイスイ歩いていました。
雪の兼六園凍る池

兼六園に隣接して、加賀百万石の前田家を代表する建物『成巽閣(せいそんかく)』があります。中は、花鳥透し彫りの欄間がある『謁見の間』や、鮮やかな色壁の『群青の間』などが見学できるのですが、この入り口で、うれしい心づかいを見つけました。
貸し靴下

“毛糸の靴下貸し出し”サービスです。日本家屋の床や畳の冷たさは半端ではありません。この重ね履きした靴下のおかげで、江戸末期の貴重な大名屋敷をゆっくり見て回ることができました。帰りには返却したくなくなるほどでした。冬場の観光には、自前で毛糸の靴下を持ち歩くのがいいかもしれません。

野村家庭園
約3万坪という兼六園のような広さはありませんが「これぞ日本庭園!」と圧倒されたのが、『武家屋敷跡・野村家』の庭です。それはまさに“空間の美”。そう広くはない敷地に灯篭や石橋、鯉が泳ぐ池と植木が配置され、奥行きと広さ、高さを感じさせます。濡れ縁や屋敷とも一体化し、素人の私にでも、それが絶妙なバランスであることはわかります。この庭、アメリカの庭園専門誌の「日本庭園ランキング」で 第3位に選ばれたことがあるそうですが、それも十分うなずけます。
野村家

この庭と同様に「昔の人はすごかった」と思わせるのが、『妙立寺(みょうりゅうじ)』というお寺、別名“忍者寺”。忍者が住んでいたわけではなく、隠し階段や落とし穴、からくりの扉など、いたるところに仕掛けが満載だからそう呼ばれています。見学は予約が必要で、ガイドさんが案内してくれるのですが、おそらく一人でこの寺に入ったら出てこられなくなるでしょう。緻密な計算と工夫がされた当時の建築技術に感心しきりでした。あくまで由緒あるお寺ですが、テーマパークのアトラクションのようでもありました。
忍者寺

『前田土佐守家資料館』は、石川県指定文化財など約9,000点という膨大な歴史資料が良好な状態で保存されている施設です。ところが歴史に疎い私、まずもって前田土佐守家から分かりません。説明パネルによれば、加賀藩主の前田利家とまつの次男、前田利政を家祖とする重臣だということまでは理解しました。とはいえ貴重な資料があっても、予備知識がなくてはちんぷんかんぷん。
情報コーナー
そんな時、館内の案内図に『情報・映像コーナー』を発見。「タッチパネルで金沢や前田家に関連した情報が検索できる」とあります。ならばと、まずは情報コーナーへ。ところが、どれをクリックしてもつながりません。何度やってもダメ。「なんて役立たずの情報コーナーなんだ」と腹立たしく画面の横に目をやると、こんな張り紙が・・・。
お断り
5代目当主、前田直躬の肖像画に添えられたことばは「このPCはバージョンが古いため、申し訳ありませんが現在、(中略)つながりません。本当に役立たずでごめんなさい」
これには思わず、笑ってしましました。当主から素直に謝られたら仕方ありませんね。

つづく

公式HP『アナウンサー藤村幸司ドットコム』
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この記事のコメント
#1183

この時季に金沢!?

と思ってましたが‥雪の兼六園、情緒があって本当に素敵ですね

2010-02-17 Wed 11:18 | URL | まゆ #-[ 内容変更] | top↑
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