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藤村幸司
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人生の恩人の講演会
2010-08-01 Sun 21:48
この年齢になってつくづく 思います。今の自分があるのは、その時々の“出会い”のたまものだと。人との出会いはもちろん、仕事との出会い、土地との出会い、そして本との出会いもそうです。目標を失い、夢も抱けない18歳のころに出会ったのが三田誠広さんの小説『僕って何』でした。詳しくは3年前のブログ【人生を左右した一冊① 】に書いたとおり、これが私の生き方を導いてくれたことは間違いありません。

ですからその著者、三田さんは「人生の恩人」とも言えるわけですが、きょう、その恩人に初めて会うことができました(一方的に・・・ですが)。大阪で三田さんの講演会があったのです。私の中の三田さんは、著者紹介の若々しい写真のままで止まっています。とはいえ青年作家も現在62歳、「さすがにイメージは変わっているだろうなぁ」と覚悟しながら会場へ。ところが壇上に現れたのは、確かに年は取ったとはいえ、青年のイメージそのままの三田先生でした。

当時、著書の中で自分のことを指摘されているようで随所に「ドキッ」としながら読んだのですが、きょうの講演でも同じでした。今から20数年前、バブル崩壊のすこし前から大学で教鞭を取っていた三田さんが感じたのは「学生に生きる目標がない」こと。なぜ学ぶのか?何のために生きるのか?答えがなくなってきた時代だと言うのです。まさにそころ学生で、「僕って何」と自らに問いかけ、もがいていたのが私でした。そして、自分なりの答えを導かせてくれたのが三田さんの『僕って何』でした。

実は、きょうの講演の中では、三田さんが指摘されたことと、普段私が感じていることの共通点がいくつもありました。三田さんは「学ぶ理由」のひとつとして「自分の学んだことを使って人を喜ばせること」をあげました。私も「人に伝える喜び」をパワーに仕事をしています。そして「向上心はセルフコントロール(遊びたいけれど目標のために我慢する心)で、目標さえあれば前進できる」「さまざまなことを、おもしろがれることが教養」という話も、実感として理解できました。目標がなかった“あの学生時代”からは少しは成長したという証でしょうか。

「目標さえあれば、いくつになっても生きる喜びが生まれる」
私の人生の恩人から再び力強いメッセージをもらいました。三田さんのように、いつまでも青年のように活き活きと仕事をしたい。数年後、きょうの講演会を“あのときの出会い”と言えるかどうか、それは自分次第です。

公式HP『アナウンサー藤村幸司ドットコム』
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