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藤村幸司
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SFの世界?野菜工場
2010-10-12 Tue 21:07
ミヤネ屋の取材(あす、10月13日放送予定)でスーパーへ。そこは大阪でも激安で有名な店なのですが、野菜の高値にわが目を疑いました。パセリが1束630円、青ネギ1束658円って、すでに薬味や付け合せの値段ではありません。立派にメインディッシュ並みです。店頭に並んだセールのキャベツ1玉298円、白菜1玉278円を、お客さんは「安い!安い!」と言って買っていきます。聞くと今や1玉500円、600円はザラなんだとか。
青ネギ白菜
今年は記録的な猛暑の影響で、種まきの時期が遅れたり、苗が十分に育たなかったりして、野菜の高騰になっているのです。レタスは平年の4倍にも、ネギや白菜も5割ほど高い状況だそうです。農林水産省は対策本部を設置しましたが、これから本格的な鍋の季節、いつまで高値が続くのやら・・・。そしてここ数年、天候不順や異常気象が普通になってきた今、野菜が安定して食べられなくなるかもしれないと心配にもなります。

そこで、訪ねたのが兵庫・尼崎市の工業地帯。鉄線など鉄鋼の2次加工をしている『日亜鋼業』という会社です。突然、鉄鋼と野菜が結びつきませんが、その工場の敷地の一角で野菜が作られているのです。と言っても、土もなければ、太陽にも当てません。完全な建物の中で新鮮なリーフレタスが次々に“製造”されているのです。普通の畑なら3~4か月かかるのが、ここでは40日で出荷できます。
野菜工場
SFの世界にも思える『野菜工場』。室内は温度、湿度、二酸化炭素濃度などが厳重にコンピューター管理され、ズラリと並んだ6段の棚には、目にも鮮やかなレタスが育っています。棚の各段に取り付けられた蛍光灯が太陽の代わりです。日照時間や強さを変えることで、硬さや口当たりまで調節できるんだそうです。完全無農薬で、衛生管理も厳しく行われているので、密封パックされたレタスは、洗わずそのまま食べられます。これなら天候不順や異常気象も影響を受けません。
厳重管理
野菜工場の建物、以前は大型の工業用ボルトを作る工場でしたが、生産を関東に移したため遊休地となり、「何か新たな分野を始めよう」ということで、鉄鋼加工品メーカーの野菜作りとなったわけです。責任者の佐藤雅文さんは30代、もともと金属メッキの専門家でしたが、今や野菜のスペシャリストです。まったく別の分野のようですが、メッキの処理剤の濃度管理と水耕栽培の養分濃度の管理は共通するものがあったり、本業で電力を大量に使うので、野菜工場の電気も格安で購入できるなど、鉄鋼会社の野菜作りにメリットも多いようです。
野菜棚
そして気になる味ですが・・・これが、おいしい!取れたてで新鮮、シャキシャキした歯ごたえはクセになりそうです。栄養成分も路地栽培と変わないどころか、それ以上のものもあります。レタスは痛みやすい野菜ですが、パックを開けなければ10日ほどは新鮮なままだそうです。また、いくら新鮮野菜でも遠くで作って運んでいるうちに痛んでしましますが、これは都市部の尼崎で作って阪神間で消費する「地産地消」を実現したのも意味がありそうです。「安心・安全」は、今や食品選びの大事なポイント。ますます工場で作った野菜が増えていくような気がします。すごい時代です。

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