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藤村幸司
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横尾忠則いまどうしてる?西脇展
2011-06-01 Wed 18:19
先日、講演のため兵庫県西脇市に行ってきました。加古川市出身の私、宮根さんからは「西脇やったら地元みたいなもんやろ」と言われました。昔で言えば同じ『播磨国』ですし、JR加古川線で一本、時間にして1時間ほどですから、よそから見れば同じエリアなのかもしれませんが、実はこれまで西脇を訪れた記憶がありません。というわけで今回は仕事とはいえ、初めての西脇市訪問。実は以前から一度行ってみたいところがあったので、ドライブかたがた予定より早めに入ってその場所へ向かいました。
日本へそ公園駅
ちなみに西脇市には東経135度と北緯35度が交差している“日本列島の中心点”があります。つまり「日本のへそ」の町です。“へそ”周辺は公園として整備され、JRの駅名はそのものズバリ『日本へそ公園駅』とわかりやすい!その駅のすぐ脇が、前から行きたかった場所。線路と平行して建ち、のどかな風景の中にも違和感なく見える建物。ホームに停車している列車をイメージして設計されたという、そこが『岡之山美術館』です。
岡之山美術館
ここは西脇出身の美術家・横尾忠則さんの作品を展示する美術館。子どものころ見ていたドラマ『ムー』や『ムー一族』のタイトルバックの絵を提供していたのが横尾さん。描かれている人や物、色づかいが斬新で、衝撃的な印象を受けたことを覚えています。当時、中学校の美術の先生からは「西脇が生んだ天才だ!」的な話を聞いていたこともあって、それ以来、横尾作品をチェックしていました。当然、ここ岡之山美術館は、ぜひ行ってみたいと思っていたのです。

今は企画展『横尾忠則いまどうしてる?西脇展』が開かれています。横尾さんの作品55点の周りには、横尾さんのツイッターでのつぶやきがぎっしり並んでいます。今や横尾さんのツイッターはテレビ番組になるほど有名ですが、作品とつぶやきを交互に眺めていると、これまでに見たことのある作品が、また違った見え方がするので不思議です。一見、関係のないような作品に付けられた“つぶやき”。読み解く気分で見ていても楽しいものです。

東日本大震災についても「今回の地震を自分の問題とできる者と、そうでない者によって今後の日本を二つに分けるだろう」とつぶやき、「南三陸に住み、海ばかりを描いている女性の画家が、津波で多くの人の命を奪った海を今後、描くべきかどうかで迷っていた。そんな時、町長や知人が「津波の翌日の朝のきれいなあの時の海を描いて下さい」と言われた。この言葉には自然を敵対視しない日本人の自然観と芸術を信じる言霊が宿っている」と横尾さんは言います。ここでも、芸術の持つ無限のパワーを感じずにはいられませんでした。

この企画展は9月25日まで開催中(月曜休館)。



公式HP『アナウンサー藤村幸司ドットコム』

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