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藤村幸司
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20年目の6・3(ロクテンサン)
2011-06-03 Fri 12:47
1991年6月3日午後4時8分、あれからずっと『6・3(ロクテンサン)』が頭から離れることなく、きょうまできました。地獄のような光景を目にしました。でも、あの日からが本当の地獄でした。

43人の犠牲者を出した雲仙・普賢岳の大火砕流惨事から丸20年です。その後も、数々の自然災害が起き、被災地を取材してきましたが、その度に常に『6・3』を思い起こし、「これでいいのか」と自問自答してきました。私の取材の原点が『6・3』です。終息宣言が出るまで5年半もかかった長期災害は、我々マスコミに数々の教訓を与えました。被災者への心無い取材、被災地でのモラルのない取材、そして取材拒否・・・。では、はたして今、マスコミは取材の仕方、伝え方で、どれほど成長できたのでしょうか。教訓は生かされているのでしょうか。確かに、十分ではないにしろ、当時と比べると被災地での取材倫理は格段に上がったと感じます。でも、現在も続く東日本大震災の被災地の実情をどれほど伝えられているのかとなれば、自信がありません。

取材で知り合った被災者の男性から、昨夜メールをもらいました。「仮設住宅の抽選も外れて、まだまだ避難所生活は続きそう。我々がこうやって踏ん張っているときに、国会議員の先生たちは、いったいどこを見ているんでしょう。いったい誰のための政治なのでしょうか」と。「誰のための政治」は、私には「誰のための報道」とも聞こえます。

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