藤村幸司
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安いキュウリに悲しみと怒り
2011-09-30 Fri 22:54
あすから10月、ようやく秋らしくなってきました。ところが、この急な冷え込みで野菜がまたしても高騰しています。台風被害による高値も相まって、安定的な生産ができなくなり、5割以上も上がっている種類もザラです。きのう、大阪卸売市場で取材したのですが、キュウリ1箱(50本)が、5000円!というのには驚きました。卸でこれですから、店頭に並ぶときにはどうなっているのでしょう。ただ、それでは売れないので、多くの小売店が赤字覚悟の値段で販売しているそうです。

その1箱5000円のキュウリの横に積み上げられていた、同じく50本入りのキュウリの箱。こちらは緑色がより鮮やかで、まるまるしていて、ブツブツも美しい。光沢が見るからにおいしそうなキュウリ。ところが高級品に思えるこちらのキュウリの卸値は1箱4000円。なぜか1000円も安い。とても不思議です。
福島キュウリ
実はその理由はただひとつ、「福島県産」だからです。検査も通り、安全が保障されていても「福島」とついただけで買い控えられるといいます。もともと福島は野菜の一大産地で、このキュウリも「ワンタッチ」といって、収穫の際に一度だけ手に触れただけで箱詰めされた“こだわり”野菜。どおりでブツブツが潰れずしっかりしているわけです。卸業者の方によると品質も一番よく、他の産地と比べて、スも入っていないし、痛みもなく上々の出来とのこと。素人の私が見ても、農家が丹精込めて育てた野菜だとすぐわかります。こんないいキュウリが風評で売れない現実。聞いていて悲しく、また腹立たしくなりました。

きょう、政府は福島第1原発事故を受けて設定していた『緊急時避難準備区域』を、原発による危険度が改善したなどとして、すべてを解除しました。しかし、肝心の除染作業も終わらず、その費用を国がどこまで面倒見るかでもめているなど、まったく喜べない状況が続きます。対象地域3万人近い避難住民が家に帰れるまでには、まだまだ時間がかかりそうです。どれもこれも一刻も早い事故の収束が必要です。今さら「スピード感をもって」「一日も早く」という政治家の声が薄っぺらく感じてしまいます。震災から半年を過ぎ、もはや避難している方々に「もう少し辛抱してください」とは言えません。

公式HP『アナウンサー藤村幸司ドットコム』
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