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藤村幸司
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舞台は楽し~二月花形歌舞伎
2012-02-23 Thu 19:56
二月花形歌舞伎
大阪松竹座で上演中の『二月花形歌舞伎』夜の部を観劇しました。片岡愛之助さん、市川染五郎さん、中村獅童さんという脂ののった“39歳同い年トリオ”そろい踏みでも話題の舞台。そのギラギラしたエネルギーに客席は圧倒されっぱなしでした。夜の部はおなじみ、古典の名作『義経千本桜・すし屋』と、大正末期に初演された新歌舞伎『研辰の討たれ (とぎたつのうたれ)』のラインナップ。前半はしんみり&感動、後半は休む間もなく大笑いさせてくれます。

『義経千本桜・すし屋』の困り者の息子“いがみの権太”を演じているのはラブリンこと片岡愛之助さんです。権太役はほかの役者さんでたびたび観ていますが、愛之助さんならではの権太が描かれていました。手の付けられないワルだけれど、根はやさしく、どこか憎めない男。そして最後は悲しい結末へ。荒々しく男っぽさの中に見え隠れする繊細さ。その表現には、うならされました。終演後にお会いした素顔の愛之助さんは、いつも通り気さくで優しくてさわやか。それでいて会話の中からは男らしく熱い情熱が伝わってきます。だからこそ優男の役もいいのですが、権太のような役が自然にはまるのかもしれません。

『すし屋』には魅力的な登場人物が多いのですが、中でも私のお気に入りが、お里ちゃん。一途なまでの恋心はかわいらしく、ほほえましい。でも、ちょっと天然キャラ・・・。その一方で、健気で献身的な女性の強さと哀れも感じさせるのです。今回は中村壱太郎さんが演じています。去年、国立劇場の『歌舞伎鑑賞教室』で、軽妙なトークで、歌舞伎の魅力を語ってくれたのが印象的で、それ以来注目している役者さんなのですが、若手のホープながら最近は大きな役も次々にこなしていて、この弾けるようなお里ちゃんも、見事でした。

後半の『研辰の討たれ』は、初めて観ましたが、完璧なコメディで、まぁ笑わせる笑わせる。3人とも初役とは思えないほどぴったりはまっていて、うまい。特に染五郎さんの辰次には驚きました。あの二枚目染五郎さんが、ここまでやるとは。舞台と客席がひとつになってとにかく盛り上がります。歌舞伎初心者には、ぐっと身近な存在に変えてくれるのではないでしょうか。上演機会は多くない作品ですが、チャンスがあれば、ぜひご覧ください。歌舞伎の幅広い魅力に改めて接した夜でした。

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