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藤村幸司
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舞台は楽し~スタジオライフ公演・天守物語
2012-07-02 Mon 23:59
天守物語
きのうは久々に『劇団Studio Life』の舞台へ。演目は泉鏡花の名作戯曲『天守物語』です。東京・紀伊國屋ホールから大阪・シアター・ドラマシティへ移動して、約1か月にわたる公演の千秋楽でしたから、なおさらの盛り上がりでした。

劇団Studio Lifeは、女性の役も男がこなす男優ばかりの劇団で、美形イケメン揃い(※じゃない人もいますけど・・・)。こう書くと“いまどき”な感じがしますが、すでに設立四半世紀の歴史があり、不動の人気を誇る劇団です。これまでは萩尾望都さんのマンガを舞台化した代表作『トーマの心臓』『ポーの一族』をはじめ、『ヴェニスに死す』や『夏の夜の夢』など西洋のどこかを舞台にした“洋モノ”が中心でしたが、今回は“和モノ”。泉鏡花作品は『夜叉ケ池』『海神別荘』に続き、20年ぶりの上演なんだとか。

とはいえ、そこはStudio Life。新しい試みを感じさせながらも、独特の妖しい世界や会場全体を巻き込む演出は健在でした。まず印象的だったのは、歌と音楽。冒頭「とおりゃんせ~とうりゃんせ」と歌う石飛幸治さん林勇輔さんの声にゾクゾクさせられます。今回はBUCK-TICKの今井寿さんが音楽を担当され、作品の中でロックのリズムが効果的に使われています。これまでのStudio Life作品よりも、テンポや迫力を感じたのは、そのせいかもしれません。

『天守物語』は、城の天守閣に棲む美しい妖怪・富姫と、若いイケメン鷹匠・図書之助との禁じられた恋物語です。富姫を演じるのは及川健さん。人を愛してしまった妖怪の揺れる心情を、美しくも荒々しく表現していました。そして図書之助が荒木健太朗さん。顔が小さくて目はパッチリ。少女マンガの主人公が出てきたような役者さんです。立ち姿、お辞儀の形がかっこいいけれど、どこか頼りなさのある図書之助。そんな二人の切ない物語に、不覚にもウルウルしてしましました。

劇団の演出家、倉田淳さん脚本の響きの美しいセリフや、グラフィックデザイナーの宇野亞喜良さんの美術と衣裳も、Lifeと鏡花がコラボした独特の世界を生み出していました。数日前に石飛さんから「今回も挑戦の舞台なので賛否両論ありますが、新しい天守物語として観てもらえばありがたいです」と言われていましたが、私は今まで観たLifeの作品の中でもお気に入りの一作になりました。いますぐにでも、また観たい衝動を抑えつつ、9月完成予定のDVDの申し込みをすることにします。

公式HP『アナウンサー藤村幸司ドットコム』
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