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藤村幸司
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オタクも納得、映画『レ・ミゼラブル』
2012-12-23 Sun 01:25
映画・レミゼ

人生の最期に何をしたいかと尋ねられたら、私はこう答えています。

「レミゼを観たい」

1985年の初演(パリ初演は1980年)以来、ロンドンで27年間にわたり上演を続け、今なおロングラン記録を更新し続けているミュージカル『レ・ミゼラブル』。43か国で21の言語に翻訳され、世界中の6000万人を魅了したミュージカル界の金字塔です。私は東宝が製作する日本版はもちろん、イギリスでもアメリカでもレミゼあるところは追っかけ、観劇回数も30回を超えるほど大好きで特別な作品なのです。

それだけに、数年前に映画化が発表されて以来、期待とともに不安もありました。愛するレミゼがどんなふうに映像化されるのかと。どうしてもシビアな目で見てしまいます。そして、ついにきのう公開された映画版・・・。上映2時間半あまりで、完全にノックアウトされました。何度も見た作品、ストーリーは全部知っていますが、涙が止まりませんでした。原作の持つ感動やメッセージを伝えつつ、映画ならではの演出を加え、今考えられる最高のキャストによって、レミゼオタクの私にも納得の映画でした。また、これまでミュージカルに拒否反応を起こしていた人たちにも、ミュージカルの魅力を感じてもらえる作品に仕上がっていたと思います。あらためてレミゼの物語の力、楽曲の力はすごいです。

映画スターのイメージが強いヒュー・ジャックマンですが、私にとってはトニー賞の司会を何度も務め『ザ・ボーイ・フロム・オズ』でトニー賞ミュージカル主演男優賞を取ったミュージカルスター。だから今回のジャン・バルジャンの配役は文句なし。見た目のイメージでは敵役のジャベールですが、映画の中ではバルジャンそのものでした。牢獄時代のやせ細った顔と体、誰だか気づかないくらいです。映画『マンマ・ミーア!』でキュートな歌声を披露したアマンダ・セイフライドのコゼットもいいし、彼女に恋するマリウス役のエディ・レッドメインが歌う『カフェ・ソング』では、涙があふれ心の震えが止まりません。ラッセル・クロウの演じるジャベールからは冷徹一辺倒だけでない人間味も感じられ、なんといってもファンテーヌ役のアン・ハサウェイの歌がすばらしい。聞くものの胸が押しつぶされそうな悲しい歌声、熱唱です。憎たらしいテナルディエ夫妻ですが、舞台版同様、道化役もしっかり演出されていて、張りつめた空気を和らげます。そして一番の迫力は群衆で高らかに歌い上げる『民衆の歌』。この1曲だけでもお金払う価値は十分です。舞台さながらに、思わず拍手したり、手拍子したりしそうになりました。

映画ではオリジナルの新曲が加えられました。コゼットに出会ったバルジャンが歌う『Suddenly』です。初めて聞くこれがまた名曲で、このあとのバルジャンの生き方の理由がはっきりします。少年・ガブローシュの屍にジャベールが自分の勲章バッジを付けるシーンなど映画版での新しい演出も見もの。さらに舞台版で初代ジャン・バルジャンを演じたコルム・ウィルキンソンが司教役で出ているのも、レミゼオタクにはたまりません。

誰が主役でもなく、誰もが主役のミュージカル『レ・ミゼラブル』。映画版でも何度も繰り返し観ることで、違った発見や感じ方がありそうです。もちろん、私はまだまだ観に行きます。



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