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藤村幸司
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舞台は楽し①『ブラックコメディ』
2007-02-17 Sat 21:49
「趣味はなんですか?」とは、古典的なお見合いでの質問のようですが、これ、けっこう聞かれます。私の答えは、間違いなく「観劇=芝居を観ること」です。目の前で生身の俳優さんが演じる舞台は、明日への元気をもらえるパワーの源。つまり私にとっての芝居は人生のスタミナドリンクみたいなもの。多いときには年間60本以上の舞台を観ることもある、3度の飯より芝居好きで、実はこのブログを作るときも、カテゴリーにはまず、芝居とミュージカルを加えたほどです。今後、これから観る芝居はもちろん、過去に観たお気に入りの舞台のことも書いていこうと思っています。
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その1回目は、去年6月、東京・自由劇場で劇団四季が36年ぶりに演じた芝居『ブラックコメディ』です。とにかく可能な限り劇団四季の舞台は観ている私ですが、この東京公演は上演回数もそう多くなく、どうしてもスケジュールの都合がつかず観られなかった作品でした。それがこの度、福岡公演が実現し、ようやくきょう観ることができました。『ディズニーミュージカル・アイーダ』以来の久々の福岡シティ劇場です。

劇団四季といえば、ミュージカル劇団のイメージが定着していますが、いいストレートプレイ(ミュージカルじゃない普通のお芝居のこと)のレパートリーも数多いのです。今回の『ブラックコメディ』も、そんな歌なし、踊りなしのストレートプレイです。主演は石丸幹二さん。この人に歌わせないのは、もったいない気もするのですが、石丸さんのストレートプレイの中でも、これはまた新たな魅力を発見できる作品に仕上がっています。

ストーリーの詳細は書きませんが、物語は停電の中での起きるドタバタ喜劇。なんといっても演出がおもしろく、明暗を逆転させて芝居が進みます。つまり停電の暗闇で起きるドタバタのようすを、舞台照明を明るくして観客に見せるかと思えば、物語の中で明かりが灯ると、舞台は暗くなるという趣向。登場人物は見えていない中で起きる騒動を見せることで、おもしろさを表現し、明るい場面の登場人物の心理描写を、暗くすることで際立たせています。 プログラム(パンフレット)によると、これは京劇や歌舞伎の『だんまり』という手法をヒントにしているとか。

とにかく主演の石丸幹二さんは、二枚目ながらその動きも声も表情も、すべてを使って笑わせ、ワイシャツを汗びっしょりにする熱演でした。また、大ベテラン岡本隆生さんは、これまで四季の多くの舞台でお見かけしていましたが、今回はほとんど出ずっぱり。改めてこんな渋くて存在感のある役者さんだったのかと、再認識した次第です。

この『ブラックコメディ』福岡公演はあすまで。そして3月7日からは新名古屋ミュージカル劇場に舞台を移します。名古屋の皆さん、どうぞお楽しみに。

ちなみに、今回の公演からだそうですが、プログラムの四季の会会員割引があります。劇場に行かれる四季の会のみなさんは、くれぐれも会員証をお忘れなく!

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