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藤村幸司
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愛煙家VS嫌煙家
2007-05-11 Fri 00:00
以前は、マスコミの報道フロアといえば、どの記者もたばこをくわえながら原稿を書いていて、火事かと思うくらい霞んでいました。ところが健康増進法の施行以降はめっきり、たばこの煙に接することが減りました。そのせいで、吸わない私は、最近少しの煙でもきつくなっています。

読売新聞によると、名古屋地区で今月1日から始まったタクシーの全面禁煙について、中日新聞社の常務で、編集担当の小出宣昭氏が紙面に否定的な意見を掲載したところ、「たばこの害を、どう考えているのか」といった抗議が相次いでいるんだとか。

今回の記事は私も読みました。全面禁煙がいい、悪いという議論の前に、主張そのものが牽強付会の感があるのは否めません。

「私たち日本人は、かつて朝鮮半島の人々をニンニクくさい、欧米人をバタくさいといって世界から友人を失ってしまった」「世の中、においはお互いさまなのだ」「たばこくさいと非難する女性は、厚化粧のくさみをご自覚だろうか」「たばこの煙が健康を害することはあっても、たばこのにおいで肺がんになることはない」「子供のいじめの「くさい」と同じではないか」「世界で初めて国家的禁煙運動を始めたのは、ヒトラーである」「禁煙は、下手をするとナチスのように他者の存在を認めない原理主義に陥ってしまう」など。

思わず「おいおい」と突っ込みたくなる、無茶苦茶な展開。

これには、確かに文句も言いたくなるとしても、一律に全面禁煙は賛否あるところです。個人的には、数割は喫煙可能車を残してもよさそうに思います。愛煙家の運転手さんもいるはずですし。昨今、ますます嫌煙家が勢いを増し、喫煙者がこの世の流れに、わずかばかりの抵抗を試みると、たちまちさらなる反発を招いてしまいます。吸わない私は、禁煙場所が増えるのは大いに歓迎しますが、嫌煙権をふりかざす風潮には愛煙家が、やや気の毒です。

元警視庁捜査一課長で、現在日テレの『NEWSリアルタイム』でコメンテーターをしている田宮榮一さんは、事件の解説では冷静なのに、いざたばこの話になるとやや感情的に「愛煙家は国税に大いに貢献しているのに、たばこばかりを悪者にする」というようなことを吐いて捨てるようにおっしゃいます。ちょっと、かわいくもありますし、それくらい言わせてあげたくもなります。

禁煙の場所が増えたことで、外での喫煙が目立つようになりました(地域によっては外もダメなところもありますが)。そこで、絶対許せないのは『歩きたばこ』です。たばこを吸っている人の後ろを歩くことになると、ヒヤヒヤします。明らかに危険だし、灰は飛んでくるし、見ず知らずのおじさんの煙を浴びるのも不愉快。何より、手を振って歩いていると、子どもの顔あたりにたばこの火がくるので危険極まりない。これこそ、全面禁止にして欲しいものです

個人的には、たばこがなくなるのに超したことはありませんし、できるなら吸ってほしくはありませんが、目の敵にするつもりもありません。マナーを守ればいいんです。当たり前のように目の前で吸われるたばこは、けむくて仕方ありませんが、「吸ってもいいですか?」と一言あったら、不思議に、そうけむたく感じないものなのです。

そう言えば、タイミングよく「たばこを吸う男性は、吸わない男性よりも40歳以降の余命が3.5年短いことが、厚生労働省研究班の大規模疫学調査で分かった」というニュースもありましたね。愛煙家は肩身が狭くなる一方です。
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